講演会・研修情報 令和5年度 開催報告

令和5年度認知症疾患医療センター研修会

 令和5年度 認知症疾患医療センター開催報告(令和6年3月21日)
令和5年度 認知症疾患医療センター研修会では、映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~」を上映し、監督・信友直子先生に「認知症・老老介護・看取りに係わる家族の想いについて」をテーマにご講演いただきました。認知症というテーマを超えて、家族のあり方にも想いを馳せる機会となりました。来場された皆様それぞれに、印象に残った場面や言葉があったのでないでしょうか。今回、130名近くのたくさんの方々にご参加いただき、感動の声が多く聞かれ、笑いあり涙ありの研修会になりました。
また、研修会終了後のアンケートでは、非常に多くの方々から沢山の感想とご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。

令和5年度認知症疾患医療センター研修会


診断後相談支援(もの忘れサロン)

第1回

開催日時:令和5年5月12日(金) 14時~15時15分
内  容:カラーサンドアートを作ろう  髙木 英子 先生
     当事者と家族の集い


第1回 もの忘れサロン「ひまわりの会」を開催しました。
参加者は14名で、認知症患者とその家族、包括支援センターの職員が参加されました。 今回は、もの作り体験でカラーサンドアーティストの髙木英子様にお越しいただき、「カラーサンドアート」の作り方を教えていただき作成しました。
21種類の色とりどりの砂の中から思い思いの色を選び、ガラス容器の中に砂を入れいきました。波のような模様や幾何学的な模様も作られており、世界にひとつだけの表現になりました。
見ているだけで素敵な作品ばかりで参加者の中には、「自分でもすごくいいものができたと思う。」と笑顔で話されている方もいました。
今回の活動は、もの作りを通して熱中して作品を仕上げる喜びや達成感を感じてもらい、参加者同士の交流を深める機会となったと思います。

ひまわりの会


第2回

開催日時:令和5年7月21日(金) 14時~15時15分
内  容:「フラダンスの鑑賞会」
      Aloha puuwai o Hul(アロハ.プゥブアイ.オ.フラ)
      当事者と家族の集い


第2回 もの忘れサロン「ひまわりの会」を開催しました。
参加者は18名で、認知症患者とその家族、地域包括支援センターの職員が参加されました。
今回は、田辺市やみなべ町等で活動されている「Aloha puuwai o Hul」の皆様にフラダンスを披露していただきました。踊りや表情を見ているだけで穏やかになり、ハワイに行った気分になりました。6曲を披露していただき、最後は参加者の皆様と一緒に童謡の「たなばたさま」の曲に合わせて踊りました。
『当事者と家族のつどい』
当事者グループでは、第6回の「ギター弾き語り」で聴きたい曲(リクエスト曲)を話し合いました。ガロ、チェリッシュ、オフコース、西城秀樹、郷ひろみなどが上がりました。「名前は出たぁんねけど、曲名なぁ~。ここまで出たぁんねやけど…」「こんな曲やったんちゃうか?」となかなか曲名が出てこず皆で考えました。
家族グループでは、困りごとを共有するなかで、「本などで基本的な寄り添い方は勉強していても、みんなそれぞれ違うから、具体的にどうすればいいか知りたい」との話しが出ました。「こんな話せるところがあったらいいよね」とお互いの話に関心をもたれていました。

ひまわりの会


第3回

開催日時:令和5年9月1日(金) 14時~15時15分
内  容:講 演「認知症とは?」
     脳神経外科医長(認知症疾患医療センター長) 尾崎充宣先生
     本人と家族のつどい


第3回 もの忘れサロン「ひまわりの会」を開催しました。
参加者は15名で、認知症患者とその家族、地域包括支援センターの職員が参加されました。
今回は、当院脳神経外科医長 認知症疾患医療センター センター長 尾崎充宣先生に、「認知症とは」について講演していただきました。講演では、認知症の現状について、高齢者が多いと認知症患者が多いのか?一人暮らしの高齢者率や認知症に対するイメージなどのお話しがありました。また、事例にもとづき認知症に対する理解を深める機会となりました。質疑応答では、「認知症とアルツハイマー型認知症とは違うのか?」「認知症薬は飲んだ方がいいのか?」などの質問がありました。
『当事者と家族のつどい』
どのグループも和やかな雰囲気のなか話が進みました。日頃の悩みも話題に上がり、「私もそんなことあるよ」と同じ体験を共有されていました。自分がしている工夫も伝えるなど、参加者同士で支え合う場となっていました。

ひまわりの会


第4回

開催日時:令和5年10月6日(金) 14時~15時15分
内  容:ガラスタイルコースター作り
     本人と家族のつどい


第4回 もの忘れサロン「ひまわりの会」を開催しました。参加者は12名で、認知症患者とその家族、地域包括支援センターの職員が参加されました。
今回は、もの作り体験で、「タイルコースター」を作りました。色んな形のタイルを組み合わせてデザインを決めました。デザインが決まるまでは黙々と集中し、途中からは和やかな雰囲気で、ご夫婦やお隣同士でおしゃべりしながら作られていました。世界に1つだけの素敵な作品が出来上がりました。

ひまわりの会


第5回

開催日時:令和5年12月8日(金) 14時~15時15分
内  容:もの作り体験『お正月の飾り』を作ろう
     本人と家族のつどい


第5回 もの忘れサロン「ひまわりの会」を開催しました。参加者は12名で、認知症患者とその家族と地域包括支援センターの職員が参加されました。
今回はもの作り体験で、「お正月のしめ縄作り」をしました。しめ縄に飾り付けをする「つまみ細工」に挑戦しました。3cm四方の小さいちりめん(生地)をピンセットでつまんで折り目をつけて、花弁を1つ1つ作る、とても細かい作業でした。台紙に花弁をボンドでくっつけて、くぼみをつけて丸くすれば、梅の花の完成です。
「体操で身体ほぐしたのに、また肩凝りそうやわ~。」と笑いながら、細かい作業も粘り強く取り組まれ、素敵なオリジナルのしめ縄が出来上がりました。

ひまわりの会



第6回

開催日時:令和6年3月1日(金) 14時~15時15分
内  容:ギターコンサート:ギタリスト 山本 康夫様
     本人と家族のつどい


第6回 もの忘れサロン「ひまわりの会」を開催しました。
今回は、田辺市を中心にギター弾き語りの活動をされている山本康夫様に演奏していただきました。
候補曲の中から歌ってもらいたい曲をリクエストする会場参加型のコンサートでした。
「懐かしい曲ばっかりやった。」
「普段こやって聞く機会がないから聞けてよかったわ」
参加者の方も口ずさまれていて大変盛り上がりました。
つどいでは、懐かしい曲や思い出について話したり、歌を歌ったり楽しく交流されていました。
また、日常生活でのもの忘れの話題になり、工夫していることについても話されていました。。

ひまわりの会


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