最新医療機器




当院の新放射線治療装置(TrueBeam)

最新治療装置概要

主な旧装置からのグレードアップ部および新機能

□マルチリーフコリメーター(照射野を形成する金属)が5mmに

→複雑な照射野の形成が可能で、より高精度な治療が可能になりました。

□ビームのエネルギー数が増加し、線量率(時間当たりの放射線照射量)が上昇

→時間当たりに照射できる放射線量が飛躍的に増え治療が短時間化しました。

□6軸補正couch(治療台)

→3軸補正であったのが、回転方向のズレを修正可能となり、より正確な位置合わせが可能となりました。

□kV-CBCTによるIGRT: Image Guided Radio Therapy

→診断用CTに匹敵するような鮮明な画像が得られ、より正確な位置合わせが可能になりました。

□Volumetric Modulated Arc Therapy: VMATによる治療開始

→強度変調放射線治療(Intensity-Modulated Radiation Therapy: IMRT)の一種で、照射部が回転しながら、停止することなく照射を実施します。以前当院で実施していたIMRTは固定多門法(step and shoot法)で時間を要しておりましたが、より短時間での治療が可能となりました。

□HyperArcの導入

→転移性脳腫瘍など頭部病変に対する専用ツールとなります。以前の治療装置では治療が難しかった多発転移性脳腫瘍に対しても同時に強力な局所治療ができ、個数によらず短時間(15~20分程度)での治療が可能となりました。


HyperArcイメージ図

Varian Medical Systems, Inc.の厚意により掲載又は
転載が許諾されています。無断複写・転載を禁じます。



・上記の機能を駆使し、基本的に放射線治療は強度変調放射線治療(IMRT)で行い、stereotactic radiosurgery: SRS、stereotactic radiotherapy: SRT、stereotactic body radiation therapy: SBRTの定位放射線治療を含む高精度放射線治療を積極的に実施しております。短時間で高精度な治療が可能となったことで患者さんにより優しい治療が提供できるようになりました。

3T(テスラ)MRI装置2台体制にて稼働してます


<Siemense社製 Skyra 3T MRI 2012年12月より稼働>


<Philips社製 Ingenia 3T MRI 2021年10月より稼働>


これまで1.5T(テスラ)と3.0T(テスラ)の磁場強度の異なるMR装置2台による運用を行ってきました。
2021年10月より1.5T装置に代わり、3.0T装置『PHILIPS社製Ingenia3.0T』が稼働しています。
「SIEMENSE社製 MAGNETOM Skyra」 3.0T装置とあわせ、紀南地方としては初めて3.0T装置2台による体制となりました。

TEL 0739-26-7050㈹
FAX:0739-24-2055
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