病院指標
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※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
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診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
■外科
■脳神経外科
■消化器科
■呼吸器科
■内科
■整形外科
■循環器科
■心臓血管外科
■放射線科
■眼科
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
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令和5年度 病院指標
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 15 | 44 | 63 | 75 | 187 | 441 | 839 | 1638 | 1337 | 493 |
令和5年度(令和5年4月1日から令和6年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が全体の約84%を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が全体の約84%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x6xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり | 61 | 2.87 | 4.42 | 0.00 | 72.56 | |
06007xxx9908xx | 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 8あり | 55 | 4.49 | 5.52 | 0.00 | 76.78 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 54 | 7.31 | 4.55 | 0.00 | 71.37 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 45 | 18.53 | 20.60 | 31.11 | 84.82 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 40 | 7.25 | 6.87 | 0.00 | 66.00 |
外科では、結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍に対する治療目的の入院が最も多く、次いで膵臓、脾臓の腫瘍、鼠径ヘルニア手術と続きます。
胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 124 | 19.62 | 15.70 | 16.94 | 74.53 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 53 | 16.62 | 9.88 | 5.66 | 77.85 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 49 | 12.22 | 8.38 | 6.12 | 65.88 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 40 | 28.65 | 19.09 | 30.00 | 69.68 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 39 | 10.18 | 7.19 | 2.56 | 73.79 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬(エダラボン)を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 80 | 2.20 | 2.98 | 1.25 | 72.45 | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 62 | 6.18 | 8.33 | 0.00 | 73.13 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 50 | 20.38 | 18.65 | 2.00 | 76.42 | |
040040xx99041x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり | 32 | 8.56 | 13.90 | 0.00 | 71.59 | |
040150xx99x0xx | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2 なし | 29 | 28.14 | 22.55 | 0.00 | 73.45 |
呼吸器科では、肺がんの患者様の化学療法目的の入院が最も多く、患者数上位5位のうち1・2・4位を占めています。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2022年のがん統計で、がんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2022年のがん統計で、がんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 63 | 6.71 | 8.75 | 1.59 | 79.14 | |
06007xxx9906xx | 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 6あり | 35 | 3.57 | 5.15 | 0.00 | 62.63 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 32 | 2.59 | 2.61 | 0.00 | 69.78 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 30 | 10.33 | 7.61 | 3.33 | 77.23 | |
060340xx03x01x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | 25 | 15.16 | 16.81 | 4.00 | 82.04 |
消化器科では、胆管結石・胆管炎に対する内視鏡的胆道ステント留置術等を目的とした入院が最も多いです。
他には、膵臓癌・脾臓癌の抗がん剤治療や小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療を行っています。
他には、膵臓癌・脾臓癌の抗がん剤治療や小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療を行っています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 131 | 44.34 | 25.50 | 12.21 | 85.43 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 47 | 4.68 | 4.76 | 0.00 | 60.60 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 23 | 32.22 | 19.34 | 13.04 | 80.57 | |
070350xx01xxxx | 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 | 23 | 15.57 | 9.53 | 0.00 | 57.78 | |
160690xx01xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 脊椎、骨盤脱臼観血的手術等 | 20 | 40.75 | 31.02 | 10.00 | 77.45 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も85歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も85歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 39 | 19.51 | 13.52 | 10.26 | 79.46 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 34 | 2.12 | 2.61 | 0.00 | 64.59 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 30 | 19.37 | 20.60 | 10.00 | 86.90 | |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり | 22 | 17.86 | 13.99 | 0.00 | 63.27 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 16 | 9.88 | 7.58 | 0.00 | 74.94 |
内科では、腎臓又は尿路感染症に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も79歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、誤嚥性肺炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
平均年齢も79歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、誤嚥性肺炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 61 | 29.05 | 17.38 | 3.28 | 87.08 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし | 35 | 4.43 | 4.26 | 0.00 | 72.43 | |
050130xx9902xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | 20 | 33.15 | 23.74 | 10.00 | 81.30 | |
050070xx99000x | 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 17 | 2.59 | 5.97 | 0.00 | 72.59 | |
050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 17 | 3.18 | 3.05 | 11.76 | 67.65 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は平均年齢が87歳とかなり高齢の患者様が多く、治療は薬物療法を実施しています。
心不全は平均年齢が87歳とかなり高齢の患者様が多く、治療は薬物療法を実施しています。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 62 | 7.94 | 9.89 | 0.00 | 71.81 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 14 | 9.64 | 9.54 | 0.00 | 49.71 | |
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 10 | 2.00 | 2.61 | 0.00 | 70.20 | |
040150xx97x00x | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 28.24 | - | - | |
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 9.17 | - | - |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
次いで、気胸に対する肺切除術や、静脈・リンパ管疾患に対する下肢静脈瘤手術を多く行っています。
次いで、気胸に対する肺切除術や、静脈・リンパ管疾患に対する下肢静脈瘤手術を多く行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | 73 | - | 1 | 8 | |
大腸癌 | - | 15 | - | 63 | 193 | 49 | 1 | 8 |
乳癌 | - | 1 | 8 | |||||
肺癌 | - | 14 | 21 | 44 | 290 | 21 | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | 25 | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(令和5年4月1日~令和6年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(令和5年4月1日~令和6年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 15 | 9.27 | 55.20 |
中等症 | 72 | 15.97 | 76.79 |
重症 | 17 | 14.24 | 83.29 |
超重症 | 10 | 12.00 | 85.30 |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の6割を占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
中等症になると平均年齢が軽傷から一気にあがり、入院日数も長期になってきます。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の6割を占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
中等症になると平均年齢が軽傷から一気にあがり、入院日数も長期になってきます。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 333 | 26.86 | 76.83 | 22.91 |
その他 | 25 | 29.80 | 75.36 | 0.84 |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76.83歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76.83歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 62 | 2.81 | 6.16 | 0.00 | 65.69 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 53 | 1.74 | 3.36 | 0.00 | 64.91 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 35 | 6.23 | 12.11 | 0.00 | 73.54 | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 等 | 34 | 0.76 | 1.44 | 0.00 | 63.97 | |
K740-22 | 腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術 等 | 18 | 2.33 | 22.44 | 5.56 | 66.94 |
外科では、胆嚢結石症や胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を最も多く行っています。
ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)が次に多く、こちらは開腹下での手術よりも入院期間が概ね短いと言えるものです。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)が次に多く、こちらは開腹下での手術よりも入院期間が概ね短いと言えるものです。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 | 76 | 4.22 | 38.03 | 13.16 | 86.00 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 等 | 57 | 5.19 | 38.14 | 7.02 | 85.61 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 | 32 | 1.00 | 2.25 | 0.00 | 62.44 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 等 | 29 | 3.79 | 16.59 | 0.00 | 65.66 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 等 | 25 | 4.16 | 39.40 | 8.00 | 77.36 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 62 | 0.90 | 6.97 | 1.61 | 78.48 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 | 34 | 0.62 | 2.12 | 0.00 | 72.88 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 | 30 | 2.07 | 10.17 | 3.33 | 77.90 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 28 | 0.61 | 9.11 | 7.14 | 70.79 | |
K708-3 | 内視鏡的膵管ステント留置術 | 25 | 1.32 | 13.24 | 8.00 | 82.36 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
胆管結石・胆管炎に対する内視鏡的胆道ステント留置術を最も多く行っています。
次いで、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が行われており、1泊2日での入院が大半を占めています。
胆管結石・胆管炎に対する内視鏡的胆道ステント留置術を最も多く行っています。
次いで、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が行われており、1泊2日での入院が大半を占めています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 | 56 | 0.18 | 17.07 | 3.57 | 79.55 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 等 | 26 | 1.12 | 37.15 | 30.77 | 66.31 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 24 | 0.33 | 31.50 | 33.33 | 79.83 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術 内頸動脈 等 | 15 | 3.00 | 9.20 | 6.67 | 73.00 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 等 | 14 | 8.14 | 21.71 | 21.43 | 67.93 |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 等 | 32 | 1.50 | 4.53 | 0.00 | 71.44 | |
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 等 | 21 | 1.57 | 6.76 | 0.00 | 72.90 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 等 | 16 | 5.31 | 5.00 | 0.00 | 53.44 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 | 11 | 1.45 | 7.00 | 0.00 | 72.09 | |
K496-4 | 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 | 10 | 3.70 | 22.90 | 20.00 | 61.20 |
心臓血管外科では、肺がんに対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 36 | 0.22 | 25.44 | 11.11 | 67.33 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 | 27 | 2.22 | 7.00 | 0.00 | 71.07 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 等 | 16 | 3.81 | 13.81 | 0.00 | 84.06 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | 13 | 0.77 | 4.62 | 0.00 | 72.85 | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術 その他のもの | - | - | - | - | - |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 34 | 0.12 | 1.00 | 0.00 | 64.59 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 14 | 3.57 | 7.07 | 0.00 | 74.50 | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 等 | 14 | 1.36 | 6.86 | 0.00 | 63.14 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 13 | 2.00 | 19.00 | 0.00 | 79.69 | |
K6872 | 内視鏡的乳頭切開術 胆道砕石術を伴うもの 等 | - | - | - | - | - |
内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多いです。次いで、内視鏡的消化管止血術を多く行っています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 67 | 0.12 | 2.57 | 0.00 | 76.30 | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要するもの) | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 32 | 0.62 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 19 | 0.37 |
異なる | 14 | 0.27 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 12 | 0.23 |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
614 | 585 | 95.28 |
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
1493 | 1476 | 98.86 |
感染症の中でも菌血症を伴うものは死亡率が高いことが知られています。
血液培養は菌血症の診断には欠かすことのできない検査です。
血液培養の感度は採取される血液量に影響され40mLの血液量が必要とされていますが、血液培養では皮膚常在菌などが血液を分注する際に混入し汚染の原因となることがあります。
汚染菌と原因菌の鑑別には2セットの採取が必要となります。
これらの理由から、菌血症を診断する上で2セット40mLの血液培養が推奨されています。
当院では採血することが非常に採取困難な場合を除き、原則2セットの血液培養を行う文化が根づいていると考えます。
血液培養は菌血症の診断には欠かすことのできない検査です。
血液培養の感度は採取される血液量に影響され40mLの血液量が必要とされていますが、血液培養では皮膚常在菌などが血液を分注する際に混入し汚染の原因となることがあります。
汚染菌と原因菌の鑑別には2セットの採取が必要となります。
これらの理由から、菌血症を診断する上で2セット40mLの血液培養が推奨されています。
当院では採血することが非常に採取困難な場合を除き、原則2セットの血液培養を行う文化が根づいていると考えます。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
465 | 429 | 92.26 |
広域抗菌薬は多くの微生物を死滅させることが可能で原因菌がわからない状況では感染症を治療するうえで欠かすことはできません。
一方で原因菌だけでなくヒトに有益な常在菌叢をも死滅させ、薬剤耐性菌が出現するリスクとなることが知られています。
そのため、原因菌が判明次第より狭域な抗菌薬への変更が必要です。
広域抗菌薬処方前に細菌検査の検体を採取することで、原因菌の特定および広域抗菌薬の使用を最小限にするよう取り組んでいます。
一方で原因菌だけでなくヒトに有益な常在菌叢をも死滅させ、薬剤耐性菌が出現するリスクとなることが知られています。
そのため、原因菌が判明次第より狭域な抗菌薬への変更が必要です。
広域抗菌薬処方前に細菌検査の検体を採取することで、原因菌の特定および広域抗菌薬の使用を最小限にするよう取り組んでいます。
更新履歴
- 令和6年10月1日
令和4年度 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 18 | 43 | 57 | 76 | 208 | 438 | 879 | 1566 | 1317 | 478 |
令和4年度(令和4年4月1日から令和5年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が全体の約83%を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が全体の約83%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x6xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり | 50 | 4.76 | 4.44 | 0.00 | 67.86 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 40 | 7.93 | 4.59 | 0.00 | 70.13 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 37 | 23.51 | 21.11 | 13.51 | *82.73 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 37 | 14.57 | 15.40 | 0.00 | 71.54 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 32 | 7.00 | 6.93 | 0.00 | 64.06 |
外科では、結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍に対する治療目的の入院が最も多く、次いで鼠径ヘルニア手術、誤嚥性肺炎と続きます。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 118 | 20.75 | 15.97 | 13.56 | *75.13 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 48 | 31.33 | 19.58 | 37.50 | *74.15 | |
010060x2990411 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 41 | 20.15 | 17.76 | 24.39 | *76.63 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 36 | 15.08 | 8.54 | 11.11 | *72.06 | |
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 31 | 23.32 | 16.01 | 16.13 | *79.58 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 113 | 2.65 | 2.64 | 0.88 | 70.35 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 64 | 7.73 | 8.94 | 6.25 | *78.80 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 47 | 10.04 | 7.76 | 0.00 | *76.38 | |
060035xx04xxxx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 22 | 9.77 | 6.59 | 0.00 | 75.14 | |
06007xxx9906xx | 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 6あり | 22 | 3.05 | 5.06 | 0.00 | 69.41 |
消化器科では、小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療目的の入院が最も多いです。
他には、胆管結石・胆管炎に対する腹腔膿瘍手術や、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
他には、胆管結石・胆管炎に対する腹腔膿瘍手術や、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 93 | 2.90 | 3.05 | 0.00 | 71.17 | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 59 | 6.61 | 8.60 | 0.00 | *69.97 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 55 | 16.56 | 18.57 | 0.00 | *69.55 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 32 | 19.75 | 13.49 | 0.00 | *74.41 | |
040040xx9905xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり | 29 | 17.52 | 18.98 | 0.00 | 71.17 |
呼吸器科では、肺がんの患者様の化学療法目的の入院が最も多く、患者数上位5位のうち1・2・4・5位を占めています。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2021年のがん統計で、がんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2021年のがん統計で、がんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 46 | 28.87 | 13.61 | 10.87 | *81.59 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 26 | 20.27 | 21.11 | 7.69 | *83.92 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 25 | 2.00 | 2.64 | 0.00 | 67.44 | |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり | 18 | 16.56 | 14.28 | 0.00 | 64.00 | |
060280xxxxxxxx | アルコール性肝障害 | 14 | 18.57 | 13.34 | 0.00 | 57.64 |
内科では、腎臓又は尿路感染症に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も81歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、誤嚥性肺炎、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
平均年齢も81歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、誤嚥性肺炎、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 121 | 44.93 | 26.42 | 17.36 | *83.15 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 34 | 8.32 | 4.86 | 0.00 | 68.35 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 16 | 26.19 | 20.09 | 18.75 | *76.94 | |
160690xx01xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 脊椎、骨盤脱臼観血的手術等 | 15 | 35.80 | 31.20 | 13.33 | 66.47 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 | 14 | 30.21 | 18.34 | 0.00 | 54.57 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も83歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も83歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 61 | 28.00 | 17.54 | 1.64 | *83.10 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 32 | 12.63 | 9.89 | 6.25 | *82.66 | |
050130xx9902xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | 20 | 28.50 | 24.17 | 0.00 | *77.90 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 19 | 16.53 | 11.59 | 0.00 | *72.21 | |
050030xx97030x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし | 18 | 13.50 | 14.64 | 5.56 | 67.33 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は平均年齢が83歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
心不全は平均年齢が83歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
■心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 64 | 7.91 | 10.06 | 0.00 | *72.30 | |
040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 14 | 2.00 | 3.05 | 0.00 | 74.36 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 12 | 9.75 | 9.68 | 8.33 | 51.58 | |
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | - | - | 2.66 | - | - | |
040150xx97x00x | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 28.63 | - | - |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
次いで、気胸に対する肺切除術や、静脈・リンパ管疾患に対する下肢静脈瘤手術を多く行っています。
次いで、気胸に対する肺切除術や、静脈・リンパ管疾患に対する下肢静脈瘤手術を多く行っています。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし | 15 | 11.53 | 10.34 | 0.00 | 73.53 | |
110080xx03xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 | 14 | 2.00 | 2.71 | 0.00 | 73.21 | |
060050xx9902xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 15.85 | - | - | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 20.04 | - | - | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 20.28 | - | - |
放射線科では、肝・肝内胆管がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝・肝内胆管がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり、小さくさせたりする治療も行っています。
肝・肝内胆管がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり、小さくさせたりする治療も行っています。
■眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 41 | 4.00 | 2.63 | 4.88 | *78.22 | |
020250xx97xxxx | 結膜の障害 手術あり | - | - | 3.09 | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
眼科では、白内障に対する手術目的の入院が最も多いです。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | 124 | 12 | 1 | 8 | ||
大腸癌 | - | - | 294 | 27 | 1 | 8 | ||
乳癌 | - | - | - | 1 | 8 | |||
肺癌 | - | - | - | 328 | 42 | 1 | 8 | |
肝癌 | - | 33 | 16 | 1 | 8 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(令和4年4月1日~令和5年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
集計対象期間(令和4年4月1日~令和5年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 61 | 17.98 | *76.44 |
重症 | 13 | 28.23 | *84.08 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の8割を占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の8割を占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 343 | 27.21 | *78.34 | 24.38 |
その他 | 18 | 19.72 | *78.72 | 1.11 |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は78.34歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は78.34歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 | 98 | 0.31 | 1.26 | 1.02 | *71.21 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 88 | 1.78 | 8.42 | 2.27 | *75.26 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 | 47 | 1.26 | 7.87 | 0.00 | *76.43 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 29 | 1.38 | 6.59 | 0.00 | 72.72 | |
K708-3 | 内視鏡的膵管ステント留置術 | 28 | 2.04 | 5.50 | 3.57 | *81.75 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
また、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術という、大腸粘膜層にとどまる早期大腸がんに対して行われる手術も内視鏡治療の次に多くなっています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
また、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術という、大腸粘膜層にとどまる早期大腸がんに対して行われる手術も内視鏡治療の次に多くなっています。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 等5 | 52 | 1.23 | 2.77 | 0.00 | 62.25 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 51 | 2.53 | 6.39 | 3.92 | *65.24 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 47 | 3.45 | 11.87 | 0.00 | 71.55 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 44 | 1.43 | 3.55 | 0.00 | 63.82 | |
K655-22 | 腹腔鏡下胃切除術 悪性腫瘍手術 等 | 23 | 4.91 | 15.96 | 0.00 | *74.17 |
外科では、胸水・腹水濾過濃縮再静注法を最も多く行っています。次いで、胆嚢結石症や胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術です。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 | 83 | 4.33 | 38.69 | 16.87 | *80.84 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 等 | 44 | 5.86 | 43.30 | 15.91 | *84.39 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 等 | 37 | 5.76 | 19.57 | 2.70 | *65.51 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 等 | 28 | 4.82 | 24.04 | 3.57 | *71.07 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 | 26 | 1.00 | 1.96 | 0.00 | 64.92 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 | 42 | 0.64 | 13.05 | 9.52 | *80.10 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 等 | 16 | 0.88 | 44.00 | 31.25 | 62.81 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術 内頸動脈 等 | 12 | 4.58 | 9.92 | 8.33 | 74.75 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 等 | 12 | 7.92 | 21.08 | 0.00 | 64.25 | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの 等 | 10 | 1.10 | 50.30 | 80.00 | 69.70 |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 24 | 0.08 | 17.00 | 0.00 | *70.33 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 | 23 | 5.74 | 5.57 | 0.00 | 74.61 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 等 | 17 | 4.06 | 13.59 | 5.88 | *83.41 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 15 | 1.67 | 6.87 | 0.00 | *82.47 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | 12 | 0.58 | 11.67 | 0.00 | *70.83 |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
■心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 等 | 27 | 1.59 | 5.67 | 0.00 | *69.89 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 等 | 23 | 1.52 | 5.57 | 0.00 | 72.30 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 等 | 16 | 1.50 | 5.69 | 0.00 | 75.44 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 等 | 13 | 5.15 | 3.46 | 7.69 | 48.69 | |
K6171 | 下肢静脈瘤手術 抜去切除術 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科では、肺がんに対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 | 24 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 68.21 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 10 | 1.40 | 25.50 | 10.00 | *77.20 | |
K653-5 | 内視鏡的胃、十二指腸狭窄拡張術 | - | - | - | - | - | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等 | - | - | - | - | - |
内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多いです。次いで、内視鏡的消化管止血術を多く行っています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 等 | 72 | 0.00 | 2.97 | 2.78 | *78.29 | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要するもの) | - | - | - | - | - | |
K2822 | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合 | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 14 | 2.00 | 8.36 | 0.00 | 72.50 | |
K007-2 | 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 | 14 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 73.21 | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
放射線科では、血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術)及び経皮的放射線治療用金属マーカー留置術を主に行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 38 | 0.75 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 10 | 0.20 |
異なる | 21 | 0.41 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
更新履歴
- 令和5年10月1日
令和3年度 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 16 | 49 | 73 | 87 | 252 | 513 | 977 | 1700 | 1320 | 483 |
令和3年度(令和3年4月1日から令和4年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が全体の約82%を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が全体の約82%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 42 | 6.12 | 4.74 | 0.00 | 71.60 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 41 | 6.61 | 6.25 | 0.00 | 67.17 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 41 | 22.54 | 20.57 | 24.39 | 83.02 | |
060040xx99x6xx | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり | 37 | 7.70 | 4.40 | 0.00 | 69.95 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 36 | 14.61 | 15.76 | 0.00 | 71.33 |
外科では、鼠径ヘルニアに対する手術目的の入院が最も多いです。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 179 | 2.06 | 2.65 | 0.56 | 66.60 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 70 | 10.03 | 7.96 | 1.43 | 74.17 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 58 | 9.55 | 9.21 | 0.00 | 78.48 | |
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2 なし | 42 | 3.79 | 17.41 | 7.14 | 75.52 | |
060035xx03xxxx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 31 | 10.19 | 6.78 | 0.00 | 73.55 |
消化器科では、小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療目的の入院が最も多いです。
他には、胆管結石・胆管炎に対する腹腔膿瘍手術や、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
他には、胆管結石・胆管炎に対する腹腔膿瘍手術や、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 124 | 15.09 | 15.63 | 9.68 | 71.64 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 52 | 27.75 | 18.90 | 48.08 | 70.62 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 38 | 10.00 | 9.78 | 2.63 | 74.29 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 37 | 10.65 | 8.30 | 2.70 | 62.35 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 36 | 10.61 | 7.22 | 2.78 | 67.58 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 108 | 6.24 | 9.07 | 0.00 | 71.74 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | 96 | 2.46 | 3.30 | 1.04 | 72.31 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 51 | 17.73 | 18.42 | 1.96 | 75.69 | |
040040xx99041x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり | 31 | 6.61 | 14.96 | 0.00 | 70.58 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 30 | 20.27 | 20.57 | 16.67 | 85.73 |
呼吸器科では、肺がんの患者様の化学療法目的の入院が最も多く、患者数上位5位のうち1・2位、4位を占めています。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2020年のがん統計で、がんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2020年のがん統計で、がんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 50 | 19.52 | 13.14 | 2.00 | 83.22 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 42 | 2.17 | 2.65 | 0.00 | 68.57 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 27 | 33.41 | 20.57 | 14.81 | 83.33 | |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり | 26 | 22.35 | 14.41 | 0.00 | 64.65 | |
180030xxxxxx0x | その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし | 17 | 17.41 | 10.47 | 0.00 | 74.41 |
内科では、腎臓又は尿路感染症に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も83歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、誤嚥性肺炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
平均年齢も83歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、誤嚥性肺炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 137 | 43.40 | 25.32 | 14.60 | 84.28 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 36 | 6.83 | 4.99 | 0.00 | 67.56 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 | 18 | 41.94 | 18.36 | 0.00 | 61.56 | |
160690xx01xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 脊椎、骨盤脱臼観血的手術等 | 17 | 34.65 | 30.60 | 5.88 | 63.82 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 13 | 39.54 | 19.34 | 0.00 | 83.15 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も84歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も84歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 85 | 26.40 | 17.35 | 8.24 | 82.14 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし | 23 | 8.13 | 4.36 | 0.00 | 70.70 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 23 | 17.00 | 10.24 | 0.00 | 81.35 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 23 | 18.17 | 11.87 | 4.35 | 71.39 | |
050050xx9920xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし | 19 | 3.32 | 3.27 | 5.26 | 72.16 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は平均年齢が82歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
心不全は平均年齢が82歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
■胸部・心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 59 | 9.41 | 10.47 | 0.00 | 69.59 | |
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 16 | 2.69 | 2.75 | 0.00 | 67.56 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 15 | 10.00 | 9.86 | 0.00 | 50.53 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | 10 | 2.00 | 3.30 | 0.00 | 69.20 | |
040040xx97x01x | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | - | - | 17.32 | - | - |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
次いで、静脈・リンパ管疾患に対する下肢静脈瘤手術や、気胸に対する肺切除術を多く行っています。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
次いで、静脈・リンパ管疾患に対する下肢静脈瘤手術や、気胸に対する肺切除術を多く行っています。
■眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 62 | 4.03 | 2.71 | 0.00 | 77.69 | |
020250xx97xxxx | 結膜の障害 手術あり | - | - | 3.25 | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
眼科では、白内障に対する手術目的の入院が最も多いです。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし | 21 | 11.76 | 10.48 | 0.00 | 72.71 | |
060050xx9902xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 15.25 | - | - | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 20.77 | - | - | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 20.68 | - | - | |
010010xx9903xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり | - | - | 17.10 | - | - |
放射線科では、肝・肝内胆管がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝・肝内胆管がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり、小さくさせたりする治療も行っています。
肝・肝内胆管がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり、小さくさせたりする治療も行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 94 | 60 | 1 | 8 |
大腸癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 153 | 121 | 1 | 8 |
乳癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 |
肺癌 | 0 | 0 | 0 | 12 | 195 | 201 | 1 | 8 |
肝癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | 24 | 1 | 8 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(令和3年4月1日~令和4年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
集計対象期間(令和3年4月1日~令和4年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 55 | 17.65 | 78.89 |
重症 | 26 | 18.27 | 84.27 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 349 | 24.70 | 76.92 | 22.28 |
その他 | 19 | 21.95 | 77.11 | 0.82 |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76.9歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76.9歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 | 178 | 0.15 | 1.16 | 0.56 | 67.07 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 75 | 2.95 | 13.51 | 4.00 | 77.73 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 | 70 | 1.54 | 7.61 | 1.43 | 74.21 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 37 | 1.35 | 7.57 | 0.00 | 73.22 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 29 | 0.48 | 11.45 | 3.45 | 74.66 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術という、大腸粘膜層にとどまる早期大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術という、大腸粘膜層にとどまる早期大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 70 | 2.04 | 4.80 | 1.43 | 66.34 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 48 | 5.67 | 13.42 | 2.08 | 72.29 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 40 | 1.40 | 3.63 | 0.00 | 61.70 | |
K740-22 | 腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術 等 | 17 | 5.00 | 19.53 | 0.00 | 66.65 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等 | 16 | 0.81 | 3.25 | 0.00 | 35.94 |
外科では、胆のう結石症や胆のう炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を最も多く行っています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 | 95 | 4.09 | 39.89 | 12.63 | 82.14 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) 等 | 48 | 3.69 | 38.21 | 14.58 | 83.94 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術(股) 等 | 27 | 5.04 | 32.33 | 7.41 | 79.85 | |
K0732 | 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 等 | 27 | 5.37 | 32.04 | 0.00 | 71.04 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 | 21 | 1.00 | 3.57 | 0.00 | 63.19 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 | 53 | 0.17 | 9.34 | 3.77 | 77.72 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 等 | 23 | 1.17 | 32.74 | 8.70 | 66.13 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 17 | 0.06 | 42.94 | 47.06 | 82.24 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 等 | 14 | 5.86 | 8.79 | 0.00 | 72.50 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 等 | 14 | 6.29 | 17.14 | 0.00 | 68.79 |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 29 | 0.07 | 18.31 | 3.45 | 70.72 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 | 27 | 3.93 | 9.41 | 0.00 | 71.48 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 等 | 16 | 2.50 | 4.69 | 0.00 | 75.56 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 等 | 15 | 4.60 | 18.40 | 0.00 | 82.47 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 11 | 1.18 | 8.27 | 0.00 | 81.91 |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
■胸部・心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 等 | 32 | 1.84 | 7.25 | 0.00 | 69.94 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 等 | 15 | 2.40 | 5.00 | 0.00 | 66.20 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) | 15 | 4.87 | 4.13 | 0.00 | 50.53 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 等 | 15 | 1.53 | 7.00 | 0.00 | 72.87 | |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科では、肺がんに対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 | 37 | 1.27 | 1.54 | 0.00 | 68.00 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 等 | - | - | - | - | - | |
K533-2 | 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 | - | - | - | - | - | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等 | - | - | - | - | - |
内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術は食道や胃の静脈瘤に対して内視鏡を用いその消失を目的として行う方法です。食道や胃に出来た静脈瘤を放置すると、最悪の場合出血ショックにより死に至ることもありますが、この治療を行うことにより出血のリスクを低下させることが出来ます。
内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術は食道や胃の静脈瘤に対して内視鏡を用いその消失を目的として行う方法です。食道や胃に出来た静脈瘤を放置すると、最悪の場合出血ショックにより死に至ることもありますが、この治療を行うことにより出血のリスクを低下させることが出来ます。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 等 | 62 | 0.00 | 3.03 | 0.00 | 77.69 | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要するもの) | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 22 | 1.95 | 8.77 | 0.00 | 72.91 | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
放射線科では、肝細胞がんに対する血管塞栓術を最も多く行っています。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 26 | 0.48 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 14 | 0.26 |
異なる | 20 | 0.37 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
更新履歴
令和2年度 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 10 | 37 | 61 | 84 | 255 | 420 | 846 | 1588 | 1332 | 442 |
令和2年度(令和2年4月1日から令和3年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が82%以上を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が82%以上を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 49 | 21.76 | 6.12 | 83.53 | ||
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 25 | 2.12 | 0 | 66.96 | ||
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり | 25 | 24.84 | 0 | 63.76 | ||
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 17 | 26.47 | 11.76 | 87.82 | ||
100393xx99xxxx | その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし | 15 | 13.73 | 6.67 | 75.4 |
内科では、腎臓又は尿路感染症に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も83歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
平均年齢も83歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、小腸・大腸ポリープなどの良性疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 93 | 2.85 | 1.08 | 72.27 | ||
040040xx99041x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病あり | 59 | 6.8 | 0 | 69.46 | ||
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし | 29 | 18.93 | 0 | 71.69 | ||
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 27 | 12.52 | 11.11 | 75.78 | ||
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし | 26 | 6.88 | 0 | 67.73 |
呼吸器科では、肺がんの患者様の化学療法目的の入院が最も多く、患者数上位5位のうち1・2位、4・5位を占めています。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2019年のがん統計で、男女ともにがんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
肺がん以外では間質性肺炎の患者様の入院も多く、呼吸器の中でも肺に関する治療を行うことが多いといえます。
肺がんは2019年のがん統計で、男女ともにがんによる死因の1位となっておりますので、早期発見が重要となります。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 164 | 2.09 | 0 | 66.85 | ||
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 70 | 10.89 | 2.86 | 79.41 | ||
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2なし | 70 | 5.41 | 11.43 | 76.01 | ||
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 45 | 11.82 | 2.22 | 73.67 | ||
060060xx9710xx | 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 19 | 12.42 | 0 | 79.32 |
消化器科では、小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療目的の入院が最も多いです。
他には、胆管結石・胆管炎に対する腹腔膿瘍手術や、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
他には、胆管結石・胆管炎に対する腹腔膿瘍手術や、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 105 | 27.29 | 5.71 | 83.2 | ||
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 27 | 19.37 | 0 | 69.89 | ||
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし | 27 | 7.56 | 0 | 70.85 | ||
050070xx9900xx | 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 22 | 5.18 | 4.55 | 68.86 | ||
050050xx9920xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2なし | 18 | 3.67 | 5.56 | 71.67 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は平均年齢が83歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
心不全は平均年齢が83歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 44 | 8.14 | 2.27 | 70.57 | ||
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 42 | 8 | 0 | 64.31 | ||
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 40 | 16.2 | 10 | 83 | ||
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 30 | 17.2 | 3.33 | 80.3 | ||
060035xx99x6xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-6あり | 26 | 7.04 | 0 | 77.15 |
外科では、鼠径ヘルニアに対する手術目的の入院が最も多いです。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 112 | 41.82 | 13.39 | 82.07 | ||
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 49 | 37.16 | 2.04 | 81.45 | ||
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし | 44 | 5.73 | 2.27 | 64.5 | ||
160610xx97xxxx | 四肢筋腱損傷 その他の手術あり | 11 | 17.09 | 0 | 59.27 | ||
160720xx01xxxx | 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 | 11 | 33.73 | 9.09 | 81.36 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も82歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も82歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 105 | 16.82 | 16.19 | 73.04 | ||
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 56 | 20.66 | 30.36 | 69.11 | ||
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 3 | 41 | 13.98 | 14.63 | 74.41 | ||
010060x2990411 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 38 | 19.61 | 18.42 | 76.58 | ||
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 36 | 14.72 | 13.89 | 74.92 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
■胸部・心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 61 | 9.79 | 0 | 69.93 | ||
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 18 | 15.61 | 5.56 | 51.5 | ||
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 17 | 4.06 | 0 | 66.29 | ||
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 12 | 2 | 0 | 72.92 | ||
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 7 | 10 | 0 | 52.14 |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
次いで、気胸に対する肺切除術や、静脈・リンパ管疾患い対する下肢静脈瘤手術を多く行っています。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
次いで、気胸に対する肺切除術や、静脈・リンパ管疾患い対する下肢静脈瘤手術を多く行っています。
■眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 41 | 4.41 | 0 | 75.85 | ||
020250xx97xxxx | 結膜の障害 手術あり | - | - | - | - | - | |
眼科では、白内障に対する手術目的の入院が最も多いです。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし | 17 | 11.65 | 0 | 75.76 | ||
010010xx9903xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-3あり | - | - | - | - | - | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
060050xx9902xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
180050xx97x0xx | その他の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - |
放射線科では、肝・肝内胆管がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝・肝内胆管がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり、小さくさせたりする治療も行っています。
肝・肝内胆管がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり、小さくさせたりする治療も行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 7 | 0 | 0 | 2 | 20 | 76 | 1 | 8 |
大腸癌 | 0 | 3 | 5 | 6 | 39 | 159 | 1 | 8 |
乳癌 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 8 | 1 | 8 |
肺癌 | 10 | 5 | 17 | 23 | 23 | 270 | 1 | 8 |
肝癌 | 0 | 2 | 3 | 0 | 3 | 31 | 1 | 8 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(令和2年4月1日~令和3年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
集計対象期間(令和2年4月1日~令和3年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 10 | 9.2 | 57.7 |
中等症 | 60 | 22.43 | 80.95 |
重症 | 16 | 30.06 | 85.13 |
超重症 | 8 | 12.38 | 88.5 |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の6割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の6割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 337 | 23.31 | 76.5 | 17.34 |
その他 | 32 | 24 | 76.56 | 1.63 |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76.5歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76.5歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 24 | 0.13 | 1.17 | 0 | 66.88 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 12 | 1.83 | 19.92 | 8.33 | 69.67 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - | |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | - | - | - | - | - | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | - | - | - | - | - |
内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
内視鏡的胆道ステント留置術は胆管等が狭窄した場合に行われる手術です。術後20日間近く経過観察を行ってから退院する方が多いです。
内視鏡的胆道ステント留置術は胆管等が狭窄した場合に行われる手術です。術後20日間近く経過観察を行ってから退院する方が多いです。
■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 167 | 0.14 | 1.00 | 0 | 67.19 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 67 | 2.15 | 11.04 | 1.49 | 79.15 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 | 48 | 1.65 | 9.27 | 2.08 | 73.73 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | 25 | 2.84 | 9.40 | 12 | 78.76 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 21 | 1.24 | 5.95 | 0 | 68.24 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術という、大腸粘膜層にとどまる早期大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術という、大腸粘膜層にとどまる早期大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 27 | 0.04 | 18.37 | 3.7 | 68.30 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 26 | 2.58 | 2.85 | 0 | 69.38 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 16 | 2.31 | 5.69 | 0 | 76.13 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | 13 | 0.15 | 17.77 | 0 | 68.31 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | 12 | 7.17 | 15.67 | 0 | 83.83 |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 82 | 3.11 | 7.74 | 1.22 | 68.65 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 45 | 1.82 | 5.13 | 2.22 | 67.51 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 34 | 5.18 | 14.18 | 5.88 | 70.76 | |
K740-22 | 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) | 17 | 4.76 | 26.65 | 5.88 | 69.00 | |
K6182 | 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 15 | 9.07 | 13.93 | 13.33 | 68.80 |
外科では、胆のう結石症や胆のう炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を最も多く行っています。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 76 | 3.64 | 32.62 | 11.84 | 81.32 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 36 | 3.97 | 39.42 | 19.44 | 81.58 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 31 | 4.32 | 20.23 | 0 | 65.00 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) | 30 | 1.00 | 2.43 | 0 | 61.43 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術(股) | 16 | 5.44 | 35.13 | 0 | 76.69 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 66 | 0.80 | 9.41 | 13.64 | 78.00 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 22 | 1.00 | 40.95 | 13.64 | 63.95 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 20 | 7.45 | 22.85 | 10 | 70.40 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 15 | 5.20 | 6.93 | 0 | 79.93 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) | 13 | 9.46 | 13.92 | 0 | 74.08 |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがありますが、脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
■胸部・心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 33 | 2.09 | 14.73 | 0 | 69.06 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 23 | 6.57 | 7.57 | 4.35 | 55.48 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 21 | 3.10 | 6.29 | 0 | 69.33 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 | 17 | 1.94 | 6.59 | 0 | 71.53 | |
K617-2 | 大伏在静脈抜去術 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科では、肺がんに対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 41 | 0.29 | 3.12 | 0 | 75.85 | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要するもの) | - | - | - | - | - | |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 17 | 1.94 | 8.71 | 0 | 75.76 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | - | - | - | - | - | |
放射線科では、肝細胞がんに対する血管塞栓術を最も多く行っています。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 29 | 0.57 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | 15 | 0.3 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ||
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは症例数が10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「異なる」症例が多いため、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
更新履歴
令和元年度 南和歌山医療センター 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 16 | 69 | 70 | 111 | 257 | 440 | 958 | 1625 | 1355 | 504 |
令和元年度(平成31年4月1日から令和2年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が82%以上を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が82%以上を占めています。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 43 | 31.51 | 12.58 | 18.6 | 83.14 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 37 | 26.38 | 20.84 | 16.22 | 84.78 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 19 | 13.63 | 5.39 | 10.53 | 68.16 | |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 18 | 12.61 | 7.65 | 0 | 58 | |
060050xx99x00x | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 14 | 25.57 | 8.86 | 7.14 | 74.64 |
内科では、腎臓又は尿路感染症に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も83歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、誤嚥性肺炎、腸炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
平均年齢も83歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、誤嚥性肺炎、腸炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 82 | 2.57 | 3.34 | 3.66 | 72.87 | |
040040xx99041x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病あり | 40 | 11.7 | 16.87 | 0 | 69.8 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし | 37 | 31.03 | 18.84 | 0 | 74.73 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 29 | 19.41 | 14.62 | 3.45 | 68.86 | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし | 27 | 7.37 | 9.59 | 0 | 66.52 |
呼吸器科では、肺がんの患者様の化学療法目的の入院が最も多いです。
ついで、肺がんの診断のための肺生検目的の入院、肺がんの経過観察入院となり、肺がんに関する入院の割合が高いです。
肺がんは2018年のがん統計で、がんによる死因の男性1位、女性2位となっておりますので、早期発見が重要となります。
ついで、肺がんの診断のための肺生検目的の入院、肺がんの経過観察入院となり、肺がんに関する入院の割合が高いです。
肺がんは2018年のがん統計で、がんによる死因の男性1位、女性2位となっておりますので、早期発見が重要となります。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし | 168 | 2.34 | 2.63 | 0 | 66.69 | |
060020xx04x0xx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし | 52 | 10.29 | 8.27 | 0 | 72.96 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 40 | 10.05 | 9.79 | 2.5 | 75.83 | |
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2なし | 39 | 4.51 | 17.52 | 15.38 | 72.95 | |
060035xx03xxxx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 19 | 9 | 6.98 | 0 | 71.32 |
消化器科では、小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療目的の入院が最も多いです。
次いで、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
次いで、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 99 | 29.02 | 17.71 | 8.08 | 80.24 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 46 | 7.13 | 4.4 | 0 | 71.87 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 24 | 16.25 | 12.37 | 4.17 | 71.96 | |
050050xx99130x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | 23 | 4.43 | 5.56 | 4.35 | 67.57 | |
050050xx9923xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2-3あり | 18 | 5.39 | 6.13 | 5.56 | 72.83 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は平均年齢が80歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
心不全は平均年齢が80歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 61 | 7.89 | 4.85 | 0 | 70.64 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 43 | 8.28 | 6.37 | 0 | 63.16 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 39 | 25.21 | 20.84 | 20.51 | 81.64 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 35 | 17.03 | 12.58 | 11.43 | 83.09 | |
060040xx99x60x | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-6あり 副傷病なし | 29 | 5.62 | 4.36 | 0 | 58.1 |
外科では、鼠径ヘルニアに対する手術目的の入院が最も多いです。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 112 | 56.89 | 25.94 | 6.25 | 84.24 | |
160760xx97xxxx | 前腕の骨折 手術あり | 79 | 8.44 | 5.54 | 1.27 | 66.76 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし | 54 | 34.74 | 19.4 | 12.96 | 78.15 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし | 16 | 31.5 | 19.59 | 12.5 | 71.5 | |
160780xx97xx0x | 手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし | 14 | 4.5 | 4.11 | 0 | 37.21 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も84歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も84歳と高いことから、日常生活での転倒によるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
入院期間には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 120 | 17.73 | 16.13 | 18.33 | 72.78 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 52 | 8.31 | 7.1 | 5.77 | 63.21 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 49 | 9.78 | 7.34 | 10.2 | 60.78 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 42 | 11.64 | 9.67 | 2.38 | 75.4 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 41 | 26.71 | 18.81 | 51.22 | 76.22 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
■胸部・心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし | 55 | 25.35 | 11.51 | 0 | 73.91 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 22 | 2.09 | 3.34 | 0 | 72.64 | |
040040xx97x4xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2-4あり | 18 | 20.61 | 23.13 | 0 | 70.78 | |
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 13 | 3.15 | 2.78 | 0 | 71.38 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 12 | 18.42 | 10.18 | 0 | 36.75 |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
■眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 79 | 4.13 | 2.78 | 0 | 74.97 | |
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 | - | - | - | - | - | |
020250xx97xxxx | 結膜の障害 手術あり | - | - | - | - | - | |
眼科では、白内障に対する手術目的の入院が最も多いです。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x00x | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 19 | 11.16 | 10.25 | 0 | 74.53 | |
010010xx99030x | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | - | |||||
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2-2あり | - | |||||
060010xx99x2xx | 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2-2あり | - | |||||
060050xx99x2xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等2-2あり | - |
放射線科では、肝細胞がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり小さくさせたりする治療も行っています。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり小さくさせたりする治療も行っています。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 75 | 11 | 22 | 37 | 8 | 8 | 1 | 8 |
大腸癌 | 22 | 31 | 50 | 55 | 13 | 49 | 1 | 8 |
乳癌 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 8 |
肺癌 | 84 | 26 | 70 | 108 | 27 | 67 | 1 | 7,8 |
肝癌 | 4 | 2 | 4 | 2 | 4 | 37 | 1 | 8 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(令和元年4月1日~令和2年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
集計対象期間(令和元年4月1日~令和2年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 16 | 12.38 | 56.31 |
中等症 | 78 | 23.97 | 82.05 |
重症 | 28 | 26.86 | 87.18 |
超重症 | 15 | 35.87 | 83 |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 370 | 26 | 76.92 | 23 |
その他 | 30 | 22.53 | 76 | 2 |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 174 | 0.23 | 1.04 | 0 | 66.89 | |
K6532 | 胃・十二指腸早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(胃ESD) | 55 | 1.74 | 7.5 | 0 | 72.91 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術(ERBD) | 38 | 1.91 | 10.31 | 5.71 | 78.11 | |
K721-4 | 大腸早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD) | 29 | 2.03 | 6.45 | 0 | 68.17 | |
K664 | 内視鏡的胃瘻造設術(PEG造設) | 24 | 27.67 | 34.33 | 16.67 | 81 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術といった、粘膜下層にとどまる早期胃がん、大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、1泊2日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術といった、粘膜下層にとどまる早期胃がん、大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 36 | 2.72 | 4 | 0 | 72.67 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 21 | 0.19 | 16.67 | 0 | 73.95 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | 16 | 0.31 | 10.81 | 6.25 | 71.31 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 15 | 1.07 | 2.73 | 6.67 | 71.33 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの | 12 | 2.08 | 3.42 | 0 | 63.33 |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 76 | 6.13 | 9.92 | 1.32 | 66.46 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 56 | 1.75 | 4.76 | 0 | 70.02 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 29 | 9.62 | 15.1 | 0 | 72.93 | |
K635 | 腹水濾過濃縮再静注法 | 23 | 2.78 | 13.04 | 0 | 67.65 | |
K655-22 | 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) | 22 | 9.95 | 19.41 | 4.55 | 74.09 |
外科では、胆のう結石症や胆のう炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を最も多く行っています。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 83 | 3.46 | 51.52 | 4.88 | 82.66 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) | 46 | 1.17 | 3.61 | 0 | 60.72 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 45 | 1.98 | 10.47 | 2.22 | 65.11 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 35 | 4.03 | 50.06 | 8.82 | 85.29 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術(股) | 20 | 3.45 | 33.1 | 10 | 60.9 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 61 | 0.7 | 13.78 | 8.33 | 78.1 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 24 | 1.63 | 31.92 | 29.17 | 62 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 21 | 3.67 | 11.14 | 4.76 | 74.62 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 15 | 4.2 | 19.07 | 6.67 | 62.47 | |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、14日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、14日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
■胸部・心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの | 39 | 2.92 | 24.64 | 2.56 | 73.28 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 28 | 2.5 | 16.46 | 0 | 71.46 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 19 | 10 | 13.21 | 5.26 | 44.58 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 | - | - | - | - | - | |
K6171 | 下肢静脈瘤手術 抜去切除術 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科では、肺がんに対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 81 | 0.15 | 3.11 | 0 | 75 | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要するもの) | - | - | - | - | - | |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 21 | 1.71 | 8.9 | 0 | 74.76 | |
放射線科では、肝細胞がんに対する血管塞栓術を最も多く行っています。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 31 | 0.57 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 11 | 0.2 |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ||
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「同一」症例が多いため、敗血症を発症後に入院するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「同一」症例が多いため、敗血症を発症後に入院するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
更新履歴
平成30年度 南和歌山医療センター 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 175 | 77 | 65 | 99 | 226 | 398 | 971 | 1462 | 1355 | 451 |
平成30年度(平成30年4月1日から平成31年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が75%以上を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が75%以上を占めています。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 35 | 32.37 | 20.92 | 17.14% | 81.11 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし | 24 | 22.50 | 12.58 | 4.17% | 79.21 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2-なし | 22 | 17.36 | 5.42 | 4.55% | 66.59 | |
100070xx99x100 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病なし | 14 | 26.79 | 13.90 | 0.00% | 62.86 | |
100393xx99xxxx | その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし | 13 | 16.23 | 10.03 | 7.69% | 75.69 |
内科では、誤嚥性肺炎に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も81歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、腎臓や尿路の感染症、腸炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
平均年齢も81歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
次いで、腎臓や尿路の感染症、腸炎、糖尿病など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 定義副傷病なし | 106 | 9.08 | 10.00 | 0.00% | 70.75 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし | 67 | 3.18 | 3.43 | 0.00% | 71.63 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし | 40 | 17.48 | 14.58 | 5.00% | 73.53 | |
040040xx9908xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-8あり | 29 | 6.62 | 10.62 | 0.00% | 64.38 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 25 | 27.12 | 20.92 | 16.00% | 83.20 |
呼吸器科では、肺がんの患者様の化学療法目的の入院が最も多いです。
ついで、肺がんの診断のための肺生検目的の入院、肺がんの経過観察入院となり、肺がんに関する入院の割合が高いです。
肺がんは2017年のがん統計で、がんによる死因の男性1位、女性2位となっておりますので、早期発見が重要となります。
ついで、肺がんの診断のための肺生検目的の入院、肺がんの経過観察入院となり、肺がんに関する入院の割合が高いです。
肺がんは2017年のがん統計で、がんによる死因の男性1位、女性2位となっておりますので、早期発見が重要となります。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし | 120 | 2.30 | 2.67 | 0.00% | 65.75 | |
060020xx04x0xx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2-なし | 57 | 11.47 | 8.52 | 0.00% | 73.14 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 33 | 14.45 | 10.08 | 6.06% | 76.33 | |
060035xx03xxxx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 21 | 10.52 | 7.09 | 0.00% | 71.29 | |
060300xx97100x | 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 19 | 15.63 | 13.07 | 0.00% | 59.74 |
消化器科では、小腸・大腸ポリープなどの良性の疾患に対する内視鏡治療目的の入院が最も多いです。
次いで、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
次いで、胃がんに対する上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 109 | 27.56 | 17.66 | 9.17% | 81.95 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 30 | 5.73 | 4.47 | 0.00% | 67.80 | |
050050xx99200x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 27 | 3.41 | 3.15 | 0.00% | 68.93 | |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 25 | 5.20 | 3.01 | 12.00% | 70.40 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 24 | 15.96 | 12.52 | 4.17% | 70.75 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は平均年齢が82歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
心不全は平均年齢が82歳となり高齢の患者様に多く、治療は薬物療法を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施したり、ステントを留置する手術などの治療を行っています。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 51 | 8.98 | 4.96 | 0.00% | 70.16 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 30 | 9.70 | 6.52 | 0.00% | 62.73 | |
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし | 21 | 2.67 | 2.67 | 0.00% | 69.76 | |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 20 | 11.15 | 7.30 | 0.00% | 65.15 | |
060020xx02x00x | 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 20 | 20.40 | 16.49 | 0.00% | 73.20 |
外科では、鼠径ヘルニアに対する手術目的の入院が最も多いです。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下による手術は、傷も小さく身体的負担も少ないので、開腹による痛みの軽減や早期回復を見込めます。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 104 | 44.49 | 26.30 | 23.08% | 84.70 | |
160760xx97xxxx | 前腕の骨折 手術あり | 38 | 11.39 | 5.68 | 0.00% | 66.05 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病なし | 33 | 35.03 | 19.61 | 21.21% | 72.67 | |
160740xx01xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 定義副傷病なし | 18 | 11.06 | 5.55 | 5.56% | 29.89 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2-なし | 14 | 38.50 | 19.32 | 21.43% | 80.93 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も84歳と高いことから、日常生活での転倒による外傷などによるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
長期の入院期間中には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も84歳と高いことから、日常生活での転倒による外傷などによるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られています。
長期の入院期間中には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 定義副傷病なし | 100 | 15.00 | 16.18 | 14.00% | 73.15 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 53 | 22.53 | 18.72 | 56.60% | 70.00 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 50 | 8.04 | 7.35 | 14.00% | 65.68 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 45 | 8.02 | 7.28 | 6.67% | 70.31 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 39 | 12.95 | 9.69 | 2.56% | 75.92 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的加療を行っています。
■胸部・心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2-なし | 54 | 25.83 | 11.87 | 0.00% | 74.07 | |
040040xx97x4xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2-4あり | 18 | 23.67 | 23.51 | 0.00% | 69.22 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 14 | 19.93 | 10.08 | 0.00% | 34.86 | |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2-なし | - | - | - | - | - | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし | - | - | - | - | - |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
手術は、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
■泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし | 12 | 7.75 | 7.20 | 0.00% | 78.08 | |
110080xx991x0x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-あり 定義副傷病なし | 12 | 3.67 | 2.53 | 0.00% | 70.17 | |
110080xx9903xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-3あり | - | - | - | - | - | |
11013xxx97xxxx | 下部尿路疾患 その他の手術あり | - | - | - | - | - | |
110080xx99000x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | - |
泌尿器科では、膀胱がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
経尿道的手術とは、開腹せずに尿道から手術用内視鏡挿入し、膀胱がんの切除を行うため、開腹手術より身体的負担は軽減されます。
前立腺の悪性腫瘍の入院では、前立腺生検目的の入院もあり、結果は外来で説明されます。
経尿道的手術とは、開腹せずに尿道から手術用内視鏡挿入し、膀胱がんの切除を行うため、開腹手術より身体的負担は軽減されます。
前立腺の悪性腫瘍の入院では、前立腺生検目的の入院もあり、結果は外来で説明されます。
■眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり | 45 | 4.24 | 2.84 | 0.00% | 77.42 | |
020250xx97xxxx | 結膜の障害 手術あり | - | - | - | - | - | |
160250xxxx0xxx | 眼損傷 手術・処置等1-なし | - | - | - | - | - | |
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり | - | - | - | - | - | |
020210xx99x1xx | 網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等2-あり | - | - | - | - | - |
眼科では、白内障に対する手術目的の入院が最も多いです。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
白内障手術の入院期間は、3泊4日によるものが多くなっています。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x00x | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 25 | 11.20 | 10.42 | 0.00% | 74.24 | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
110080xx9902xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
090010xx99x2xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - |
放射線科では、肝細胞がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり小さくさせたりする治療も行っています。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
また、がんに放射線を照射して消滅させたり小さくさせたりする治療も行っています。
■救命救急科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 44 | 28.30 | 20.92 | 13.64% | 87.27 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし | 41 | 15.98 | 12.58 | 7.32% | 81.59 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 27 | 9.67 | 9.12 | 3.70% | 74.30 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 23 | 6.00 | 5.10 | 0.00% | 71.00 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病なし | 16 | 4.94 | 7.28 | 0.00% | 52.13 |
救命救急科では、誤嚥性肺炎に対する治療目的の入院が最も多いです。
次いで、腎臓や尿路の感染症、体液量減少症、前庭機能障害、てんかんなどの様々な疾患の軽症から重症に至るまでの治療を行っています。
次いで、腎臓や尿路の感染症、体液量減少症、前庭機能障害、てんかんなどの様々な疾患の軽症から重症に至るまでの治療を行っています。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 85 | - | 16 | 27 | - | - | 1 | 7.8 |
大腸癌 | 33 | 29 | 27 | 38 | 11 | 49 | 1 | 6.7.8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7.8 |
肺癌 | 70 | 35 | 83 | 123 | 30 | 106 | 1 | 7.8 |
肝癌 | - | 11 | - | - | - | 31 | 1 | 7.8 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(平成30年4月1日~平成31年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
集計対象期間(平成30年4月1日~平成31年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院では、がんが出来るだけ早期のうちに、内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療などの、患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 14 | 20.79 | 59.50 |
中等症 | 83 | 22.36 | 81.77 |
重症 | 22 | 26.77 | 84.45 |
超重症 | - | - | - |
不明 |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症の患者様も、38℃以上の高熱が数日続く場合など、容態によっては入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 339 | 21.16 | 77.03 | 24.31% |
その他 | 23 | 26.61 | 80.43 | 1.38% |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内の方が多く、平均年齢は76歳と高齢の方に多いです。
脳梗塞は起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療することが最も効率的です。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4.5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリの継続のため、当院からリハビリ病院等へ転院される場合もあります。
■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 126 | 0.33 | 1.10 | 0.00% | 66.33 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 57 | 2.65 | 7.93 | 0.00% | 73.89 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 31 | 2.71 | 7.13 | 0.00% | 69.58 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術(ERBD) | 25 | 1.80 | 20.64 | 8.00% | 75.84 | |
K533 | 食道・胃静脈瘤硬化療法(内視鏡) | 16 | 1.63 | 13.13 | 0.00% | 59.06 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術といった、粘膜下層にとどまる早期胃がん、大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術といった、粘膜下層にとどまる早期胃がん、大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 34 | 4.68 | 4.53 | 0.00% | 70.56 | |
K5491 | 冠動脈ステント留置術(急性) | 33 | 0.36 | 18.52 | 6.06% | 65.58 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | - | - | - | - | - | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | - | - | - | - | - | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術 その他のもの | - | - | - | - | - |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
この治療は、急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われ、冠動脈の血管の開通性を保持し、再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるために行われます。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 66 | 5.64 | 8.47 | 1.52% | 66.45 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 51 | 2.24 | 5.35 | 0.00% | 70.55 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 33 | 8.42 | 22.79 | 0.00% | 75.36 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 21 | 0.86 | 1.33 | 0.00% | 75.36 | |
K740-22 | 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) | 20 | 5.10 | 21.70 | 0.00% | 71.20 |
外科では、胆のう結石症や胆のう炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を最も多く行っています。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術であり、開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 73 | 3.75 | 33.99 | 20.55% | 77.95 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 35 | 4.20 | 44.91 | 22.86% | 85.46 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 28 | 2.25 | 11.32 | 0.00% | 58.50 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術(股) | 19 | 4.05 | 40.89 | 15.79% | 76.26 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) | 16 | 0.94 | 2.63 | 0.00% | 58.88 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーションを実施し、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 57 | 1.19 | 11.56 | 5.26% | 78.09 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 33 | 0.94 | 27.79 | 30.30% | 64.79 | |
K1781 | コイル塞栓術(動脈瘤) | 20 | 1.85 | 22.75 | 45.00% | 77.65 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 19 | 8.00 | 23.47 | 5.26% | 62.00 | |
K609-2 | 頚動脈ステント留置術(CAS) /右 | 15 | 4.33 | 6.73 | 0.00% | 73.87 |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、20日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察の後に退院することが多いです。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、20日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
■胸部・心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの | 48 | 3.02 | 21.50 | 0.00% | 72.88 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 14 | 3.21 | 17.86 | 0.00% | 73.21 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) | 14 | 7.69 | 13.46 | 0.00% | 34.85 | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | - | - | - | - | - | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科では、肺がんに対する腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
次いで乳腺悪性腫瘍手術が多く、乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除(腋窩部郭清を伴わないもの)は乳房の温存が可能なものが対象となる手術法です。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
次いで乳腺悪性腫瘍手術が多く、乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除(腋窩部郭清を伴わないもの)は乳房の温存が可能なものが対象となる手術法です。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
■泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 12 | 1.00 | 5.75 | 0.00% | 78.08 | |
K800-2 | 経尿道的電気凝固術 | - | - | - | - | - | |
K805 | 膀胱瘻造設術 | - | - | - | - | - | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの | - | - | - | - | - | |
泌尿器科では、膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術は、浸潤の低い膀胱がんに対して内視鏡を尿道から挿入し、がんを切除する手術であり多く行われています。
膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術は、浸潤の低い膀胱がんに対して内視鏡を尿道から挿入し、がんを切除する手術であり多く行われています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 58 | 0.14 | 3.14 | 0.00% | 77.38 | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要する) | - | - | - | - | - | |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術です。
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 27 | 1.81 | 8.07 | 0.00% | 72.44 | |
K6151 | 血管塞栓術(胸腔)(止血術) | - | - | - | - | - | |
放射線科では、肝細胞がんに対する血管塞栓術を最も多く行っています。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
■救命救急科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 11 | 1.91 | 8.55 | 9.09% | 71.82 | |
K386 | 気管切開術 | 10 | 8.80 | 52.60 | 30.00% | 65.70 | |
K6181 | 中心静脈注射設置 | - | - | - | - | - | |
K664 | 内視鏡的胃瘻造設術(PEG造設) | - | - | - | - | - | |
K0134 | 分層植皮術(200cm2以上) | - | - | - | - | - |
救命救急科では、内視鏡的消化管止血術を最も多く行っています。
出血部位に対してクリッピング、薬剤注入、静脈結紮などの方法を用いた内視鏡的止血術を急性の患者の状態に応じて実施しています。
気管切開術は気道確保の外科的手段です。チューブもしくはカニューレを挿入して気道を確保します。
出血部位に対してクリッピング、薬剤注入、静脈結紮などの方法を用いた内視鏡的止血術を急性の患者の状態に応じて実施しています。
気管切開術は気道確保の外科的手段です。チューブもしくはカニューレを挿入して気道を確保します。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 18 | 0.34 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 28 | 0.53 |
異なる | 14 | 0.27 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ||
異なる | ||||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「同一」症例が多いため、敗血症を発症後に入院するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合を言い、異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「同一」症例が多いため、敗血症を発症後に入院するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
更新履歴
平成29年度 南和歌山医療センター 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 380 | 91 | 72 | 99 | 224 | 396 | 968 | 1421 | 1369 | 445 |
平成29年度(平成29年4月1日から平成30年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が75%以上を占めています。
0~9歳の患者様は、食物アレルギー検査のための日帰り入院が大多数を占めています。
年齢は、入院された時点での年齢で計算しています。
当院では70歳代の患者様が最も多く、また60歳以上の患者様が75%以上を占めています。
0~9歳の患者様は、食物アレルギー検査のための日帰り入院が大多数を占めています。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 41 | 21.83 | 12.34 | 4.88 | 79.71 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 38 | 34.16 | 20.83 | 13.16 | 82.89 | |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 22 | 16.09 | 7.87 | 0.00 | 70.23 | |
130090xx97x0xx | 貧血(その他) 手術あり 手術・処置等2-なし | 19 | 8.42 | 10.89 | 0.00 | 84.84 | |
060350xx99x00x | 急性膵炎 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 15 | 28.40 | 11.50 | 6.67 | 59.53 |
内科では、腎臓や尿路の感染症に対する治療目的の入院が最も多いです。
次いで、誤嚥性肺炎が多く、平均年齢も82歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
そのほかにも大腸や小腸の憩室炎、貧血など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
次いで、誤嚥性肺炎が多く、平均年齢も82歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
そのほかにも大腸や小腸の憩室炎、貧血など、さまざまな疾患に対して保存的加療を行っています。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2-なし | 32 | 4.09 | 17.51 | 12.50 | 74.06 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 30 | 9.87 | 6.64 | 0.00 | 65.33 | |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 24 | 25.21 | 15.61 | 0.00 | 71.96 | |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 19 | 6.63 | 5.56 | 0.00 | 43.05 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 17 | 8.76 | 8.98 | 17.65 | 69.94 |
外科では、胃瘻造設した患者様の胃瘻交換目的の入院が最も多いです。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下によって手術を行うので、傷も小さく身体的負担も少なく、開腹による痛みの軽減、早期回復を見込めます。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下によって手術を行うので、傷も小さく身体的負担も少なく、開腹による痛みの軽減、早期回復を見込めます。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 112 | 41.33 | 27.09 | 25.00 | 84.30 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし | 53 | 29.53 | 19.94 | 20.75 | 77.81 | |
160740xx97xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし | 14 | 12.79 | 5.16 | 0.00 | 34.36 | |
160800xx99xx0x | 股関節大腿近位骨折 手術なし 副傷病なし | 14 | 24.36 | 15.22 | 21.43 | 81.71 | |
160870xx99x00x | 頸椎頸髄損傷 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 13 | 39.31 | 13.50 | 30.77 | 73.15 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も84歳と高いことから、高齢に伴った日常生活での転倒による外傷などによるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られてます。
長期の入院期間中には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
平均年齢も84歳と高いことから、高齢に伴った日常生活での転倒による外傷などによるものが多いと考えられます。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られてます。
長期の入院期間中には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし | 111 | 18.14 | 16.38 | 19.82 | 72.41 | |
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 54 | 24.20 | 19.10 | 46.30 | 69.22 | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 43 | 11.63 | 11.75 | 13.95 | 78.33 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 43 | 11.56 | 7.34 | 11.63 | 71.07 | |
010070xx9910xx | 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし | 37 | 2.70 | 3.25 | 0.00 | 73.43 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的に加療を行っています。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的に加療を行っています。
■胸部・心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2-なし | 58 | 25.98 | 12.35 | 0.00 | 70.29 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし | 21 | 2.10 | 3.59 | 0.00 | 74.29 | |
090010xx03x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2-なし | 16 | 7.13 | 6.37 | 0.00 | 64.13 | |
040040xx97x4xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2-4あり | 15 | 21.53 | 24.98 | 0.00 | 66.13 | |
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 15 | 17.40 | 9.14 | 0.00 | 53.07 |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
手術として、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
また乳がんに対しては、乳房部分切除が多く、早期発見によって乳房を全摘出することなく、一部を切除することで乳房を部分的に温存することができます。
手術として、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
また乳がんに対しては、乳房部分切除が多く、早期発見によって乳房を全摘出することなく、一部を切除することで乳房を部分的に温存することができます。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2-なし | 16 | 13.25 | 11.44 | 0.00 | 73.19 | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
090010xx99x2xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
110080xx9902xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
010010xx99030x | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | - | - | - | - | - |
放射線科では、肝細胞がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
またがんに放射線を当てて、がん細胞を破壊し、がんを消滅させたり小さくしたりする照射による治療も行っています。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
またがんに放射線を当てて、がん細胞を破壊し、がんを消滅させたり小さくしたりする照射による治療も行っています。
■泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし | 15 | 8.73 | 7.31 | 0.00 | 76.40 | |
110080xx99030x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | 12 | 5.75 | 14.81 | 0.00 | 65.92 | |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 | - | - | - | - | - | |
110080xx97x00x | 前立腺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし | - | - | - | - | - | |
110080xx9905xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-5あり | - | - | - | - | - |
泌尿器科では、膀胱がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
経尿道的手術とは、開腹せずに尿道から手術用内視鏡挿入し、膀胱がんの切除を行うため、開腹手術より身体的負担は軽減されます。
経尿道的手術とは、開腹せずに尿道から手術用内視鏡挿入し、膀胱がんの切除を行うため、開腹手術より身体的負担は軽減されます。
■救命救急科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 44 | 20.68 | 20.83 | 13.64 | 86.18 | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2-なし 副傷病なし | 23 | 3.48 | 3.58 | 4.35 | 51.96 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 23 | 16.83 | 12.34 | 13.04 | 79.70 | |
180010x0xxx0xx | 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2-なし | 21 | 25.67 | 19.01 | 4.76 | 83.29 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 17 | 3.35 | 5.15 | 0.00 | 76.71 |
救命救急科では、誤嚥性肺炎に対する治療目的の入院が最も多いです。
ついで、薬物中毒や腎臓や尿路の感染症、敗血症、前庭機能障害などの様々な疾患の軽症から重症に至るまでの治療を行っています。
ついで、薬物中毒や腎臓や尿路の感染症、敗血症、前庭機能障害などの様々な疾患の軽症から重症に至るまでの治療を行っています。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 75 | - | 18 | 22 | 5 | 12 | 1 | 7 |
大腸癌 | 43 | 20 | 19 | 18 | 17 | 55 | 1 | 7 |
乳癌 | 15 | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肺癌 | 78 | 35 | 81 | 101 | 25 | 80 | 1 | 7 |
肝癌 | 12 | - | 10 | - | 3 | 34 | 1 | 7 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別および再発に分けて集計しています。
集計対象期間(平成29年4月1日~平成30年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に
退院後にする方針であったり、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を
当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院ではがんが出来るだけ早期のうちに内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療で患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
集計対象期間(平成29年4月1日~平成30年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に
退院後にする方針であったり、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を
当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院ではがんが出来るだけ早期のうちに内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療で患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 17 | 18.71 | 53.41 |
中等症 | 96 | 20.19 | 80.70 |
重症 | 15 | 26.27 | 86.80 |
超重症 | 12 | 28.67 | 78.58 |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
重症度分類
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症で入院された患者様は、38℃以上の高熱が数日続くといった症状があるなど、患者様の容態によって入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
定義は以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
重症度分類
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症で入院された患者様は、38℃以上の高熱が数日続くといった症状があるなど、患者様の容態によって入院となることがあります。
軽症は比較的若い患者様が多く、中等症以上になると高齢の患者様が多くなり、入院日数も長期化しています。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 380 | 26.19 | 76.88 | 24.43 |
その他 | 62 | 25.94 | 75.44 | 3.17 |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞について集計しています。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合 を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内に多く、年齢では平均76歳と高齢の患者様に多いです。
脳梗塞の最も効率的な治療は脳梗塞が起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療の対象となります。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4,5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は
8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリ継続目的のため、リハビリ病院等へ転院される場合もあります。
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合 を集計しています。
当院で脳梗塞で入院される患者様は、発症から3日以内に多く、年齢では平均76歳と高齢の患者様に多いです。
脳梗塞の最も効率的な治療は脳梗塞が起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療の対象となります。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4,5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は
8時間以内の患者様が対象となります。
治療後はリハビリ継続目的のため、リハビリ病院等へ転院される場合もあります。
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2㎝未満 | 23 | 1.48 | 3.30 | 0.00 | 61.78 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 10 | 5.40 | 23.40 | 10.00 | 71.50 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2㎝以上 | - | - | - | - | - | |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | - | - | - | - | - |
内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を最も多く行っています。
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術は2泊3日での入院が大半を占めています。
内視鏡的消化管止血術とは食道、胃、十二指腸等からの出血に対し、内視鏡で胃などを観察した時にクリップなどで止血を行います。
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術は2泊3日での入院が大半を占めています。
内視鏡的消化管止血術とは食道、胃、十二指腸等からの出血に対し、内視鏡で胃などを観察した時にクリップなどで止血を行います。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 61 | 6.72 | 7.10 | 3.28 | 65.10 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術 | 33 | 3.27 | 6.27 | 3.03 | 70.94 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 31 | 5.35 | 23.23 | 0.00 | 73.23 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2㎝未満 | 23 | 0.30 | 1.00 | 0.00 | 62.30 | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | 22 | 3.95 | 9.23 | 0.00 | 66.45 |
外科では、胆のう結石症や胆のう炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を最も多く行っています。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術です。
開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
ヘルニアに対する手術は、当院では腹腔鏡下に行われる手術と開腹下に行われる手術があり、開腹下での手術よりも腹腔鏡下で行われた手術のほうが入院期間が短くなっています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対して腹腔鏡下に行われる手術です。
開腹下に行われる手術より侵襲が低く退院も早くなることが多いです。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 86 | 2.38 | 33.76 | 22.09 | 81.01 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 48 | 2.88 | 43.65 | 25.00 | 82.33 | |
K0732 | 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 | 17 | 4.00 | 27.35 | 0.00 | 56.35 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 | 14 | 6.36 | 40.07 | 7.14 | 70.86 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 10 | 5.00 | 40.50 | 0.00 | 66.20 |
整形外科では、骨折観血的手術を最も多く行っています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーション実施で、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
骨折観血的手術とは、大腿骨や上腕などを骨折した場合に行う手術で、転倒したときに受傷されることが多いです。
股関節の骨折をされた時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の(柄つき)骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。
いずれも高齢の患者様に多いため、早期のリハビリテーション実施で、早期退院・社会生活復帰を目指しています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 67 | 1.46 | 11.18 | 10.45 | 79.85 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 23 | 14.30 | 17.52 | 17.39 | 76.65 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部部クリッピング 1箇所 | 18 | 0.67 | 41.39 | 33.33 | 68.61 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの | 13 | 10.23 | 39.15 | 7.69 | 64.62 | |
K1742 | 水頭症手術 シャント手術 | 11 | 12.09 | 19.45 | 27.27 | 78.00 |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を最も多く行っています。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察ののちに退院することが多いです。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、20日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行し、経過観察ののちに退院することが多いです。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、20日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
■胸部・心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの | 44 | 3.34 | 22.30 | 0.00 | 69.20 | |
K514-21 | 腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 | 23 | 3.04 | 19.43 | 0.00 | 70.43 | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 16 | 1.00 | 5.13 | 0.00 | 64.13 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) | 10 | 5.60 | 13.00 | 0.00 | 38.20 | |
K4741 | 乳腺腫瘍摘出術 長径5㎝未満 | - | - | - | - | - |
心臓血管外科では、肺がんに対する腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
次いで乳腺悪性腫瘍手術が多く、乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除(腋窩部郭清を伴わないもの)は乳房の温存が可能なものが対象となる手術法です。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
肺は5つに分かれており、右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉となり切除範囲によって手術の手技が変わります。
次いで乳腺悪性腫瘍手術が多く、乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除(腋窩部郭清を伴わないもの)は乳房の温存が可能なものが対象となる手術法です。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で平均年齢は比較的若くなっています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 72 | 0.01 | 3.19 | 2.78 | 75.32 | |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術を最も多く行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術を行っています。
水晶体再建術とは、白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入する手術を行っています。
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術 選択的動脈化学塞栓術 | 16 | 2.00 | 10.25 | 0.00 | 73.19 | |
K4691 | 頸部郭清術 片側 | - | - | - | - | - | |
K6153 | 血管塞栓術 その他のもの | - | - | - | - | - | |
放射線科では、肝細胞がんに対する血管塞栓術を最も多く行っています。
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
■泌尿器科
がんの栄養となる肝動脈等にカテーテルを挿入し、抗がん剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がん細胞の増殖を抑える目的とした治療です。
■泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 15 | 1.07 | 6.67 | 0.00 | 76.40 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの | 10 | 1.80 | 7.80 | 0.00 | 74.30 | |
K830 | 精巣摘出術 | - | - | - | - | - | |
K783-3 | 経尿道的尿管ステント抜去術 | - | - | - | - | - | |
K797 | 膀胱内凝血除去術 | - | - | - | - | - |
泌尿器科では、膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術は、浸潤の低い膀胱がんに対して内視鏡を尿道から挿入し、がんを切除する手術であり多く行われています。
経尿道的前立腺手術は、尿道の閉塞原因となる肥大した前立腺を削るなど、前立腺肥大症や良性の前立腺腫瘍の治療に用いられる手術法です。
膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術は、浸潤の低い膀胱がんに対して内視鏡を尿道から挿入し、がんを切除する手術であり多く行われています。
経尿道的前立腺手術は、尿道の閉塞原因となる肥大した前立腺を削るなど、前立腺肥大症や良性の前立腺腫瘍の治療に用いられる手術法です。
■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2㎝未満 | 86 | 0.64 | 1.21 | 0.00 | 65.44 | |
K6532 | 内視鏡的胃・十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 | 54 | 2.69 | 8.76 | 0.00 | 71.81 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 19 | 2.42 | 8.95 | 0.00 | 70.95 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 14 | 0.29 | 12.43 | 0.00 | 70.07 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | 12 | 4.83 | 13.17 | 0.00 | 78.75 |
消化器科では、内視鏡治療を中心とした手術を多く行っています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術といった、粘膜下層にとどまる早期胃がん、大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
次いで早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)、早期悪性腫瘍大腸粘膜剥離術といった、粘膜下層にとどまる早期胃がん、大腸がんに対して行われる手術が多くなっています。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 30 | 5.73 | 6.60 | 0.00 | 74.73 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 18 | 0.00 | 18.78 | 0.00 | 72.67 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | 11 | 2.45 | 6.64 | 0.00 | 73.82 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | 10 | 6.40 | 14.60 | 0.00 | 75.40 | |
K5461 | 経皮的冠動脈形成術 急性心筋梗塞に対するもの | - | - | - | - | - |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く行われています。
急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われる、ステントを使用し冠動脈の血管の開通性を保持し再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるための治療法です。
ペースメーカー移植術は徐脈性不整脈や完全房室ブロックなどの疾患に対して行われる手術法です。
急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われる、ステントを使用し冠動脈の血管の開通性を保持し再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるための治療法です。
ペースメーカー移植術は徐脈性不整脈や完全房室ブロックなどの疾患に対して行われる手術法です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 27 | 0.49 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 27 | 0.49 |
異なる | 11 | 0.20 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について集計しています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合をいい、
異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「同一」症例が多いため、敗血症を発症後に入院するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
入院契機について
同一とは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合をいい、
異なるとは、入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合を示しています。
播種性血管内凝固症候群とは、小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
当院では、播種性血管内症候群の患者様は入院契機が「異なる」症例が多く、他の疾患で入院中に発症するケースが多いです。
敗血症とは、生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が多量に入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症状です。
当院では、敗血症の患者様は入院契機が「同一」症例が多いため、敗血症を発症後に入院するケースが多いです。
手術・処置等の合併症とは、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などがあります。
更新履歴
平成28年度 南和歌山医療センター 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 462 | 89 | 77 | 115 | 225 | 424 | 1074 | 1404 | 1494 | 436 |
平成28年度(平成28年4月1日から平成29年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時の年齢で計算しています。
当院では60歳以上の患者様が75%以上を占めています。
0~9歳の患者様は、食物アレルギー検査のための日帰り入院が大多数を占めています。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 52 | 28.33 | 21.25 | 9.62% | 86.27 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病名なし | 26 | 25.27 | 12.43 | 11.54% | 79.08 | |
060350xx99x00x | 急性膵炎 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 20 | 22.90 | 11.84 | 0.00% | 59.95 | |
0400801499x001 | 肺炎等(15歳未満または市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし A-DROPスコア1 | 20 | 20.80 | 13.60 | 5.00% | 86.10 | |
060130xx99000x | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 20 | 8.05 | 7.44 | 5.00% | 63.75 |
内科では、誤嚥性肺炎に対する治療目的の入院が最も多いです。
平均年齢も86歳と高齢の方に多く、重症化や再発を繰り返している場合も多いです。
そのほかにも腎臓や尿路の感染症、急性膵炎など、全身の疾患に対して保存的な加療を行っています。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2なし | 48 | 6.65 | 17.84 | 12.50% | 73.92 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 34 | 9.76 | 6.82 | 0.00% | 64.12 | |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 22 | 19.77 | 7.61 | 0.00% | 63.18 | |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 20 | 18.65 | 15.92 | 5.00% | 68.90 | |
060035xx99x60x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病名なし | 19 | 5.21 | 4.48 | 0.00% | 68.16 |
外科では、胃瘻(いろう)造設、胃瘻交換目的の入院が最も多いです。
胃瘻とは必要な栄養が口からうまく取れない方に対して、胃に栄養を送るための小さな穴を開け、その穴にカテーテルを通して栄養を送ります。
カテーテルは定期的に交換する必要があり、施設や療養型の病院からの紹介も受け入れています。
胆のう結石症や胆のう炎に対しては、腹腔鏡下による手術を行っています。
腹腔鏡下によって手術を行いますので、傷も小さく身体的負担も少ないので開腹による痛みの軽減、早期回復を見込めます。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 106 | 36.68 | 27.63 | 20.75% | 83.21 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病名なし | 31 | 28.58 | 20.57 | 19.35% | 75.23 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病名なし | 22 | 9.14 | 5.49 | 0.00% | 58.41 | |
070370xx99xxxx | 脊椎骨粗鬆症 手術なし | 15 | 42.47 | 23.61 | 20.00% | 81.73 | |
160820xx01xxxx | 膝関節周辺骨折・脱臼 骨折観血的手術等 | 13 | 56.85 | 28.19 | 0.00% | 67.85 |
整形外科では、股関節大腿近位骨折による手術目的の入院が最も多いです。
平均年齢も83歳と高いことから、高齢に伴う転倒による外傷などが多いと考えられます。
長期の入院期間中には、手術後からのリハビリ期間も含まれており、早期の日常生活への復帰に向けて支援を行っています。
また高齢の方には、胸椎や腰椎の圧迫骨折も多く見られており、手術をせず、骨折した部位を固定する保存的な加療を行っています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病名なし 発症前Ranking Scale0、1又は2 | 155 | 18.46 | 16.54 | 23.23% | 75.14 | |
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 61 | 22.75 | 19.35 | 42.62% | 69.66 | |
010070xx9910xx | 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 46 | 2.54 | 3.25 | 0.00% | 74.98 | |
010060x2990411 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病名1あり発症前Ranking Scale0、1又は2 | 46 | 20.30 | 18.76 | 23.91% | 74.93 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 43 | 9.60 | 7.52 | 9.30% | 69.16 |
脳神経外科では、脳梗塞に対する治療目的の入院が最も多いです。
脳梗塞に対して、脳神経を保護する働きをもつ注射薬を注入することで脳梗塞による症状の増悪を防ぐことができます。
非外傷性的に発症した頭蓋内血腫に対しては、薬物などによる保存的な加療を行っています。
■胸部・心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等1なし | 56 | 23.05 | 12.73 | 0.00% | 72.02 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 25 | 2.00 | 3.68 | 0.00% | 72.84 | |
090010xx03x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし | 16 | 9.69 | 6.59 | 0.00% | 57.88 | |
040040xx97x4xx | 肺の悪性腫瘍 その他手術 手術・処置等2 4あり | 13 | 25.00 | 25.62 | 0.00% | 66.00 | |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし | 12 | 13.67 | 10.30 | 0.00% | 64.83 |
胸部・心臓血管外科では、肺がんに対する手術目的の入院が最も多いです。
手術として、胸腔鏡下による肺葉切除(がんの出来た肺葉ごと切除する方法)が最も多いです。
また乳がんに対しては、乳房部分切除が多く、早期発見によって乳房を全摘出することなく、一部を切除することで乳房を部分的に温存することができます。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし | 24 | 12.46 | 11.74 | 0.00% | 78.17 | |
110080xx9902xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 2あり | - | - | - | - | - | |
010010xx99030x | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - | |
060050xx99x20x | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 2あり | - | - | - | - | - |
放射線科では、肝細胞がんに対する治療目的の入院が最も多いです。
肝細胞がんに対して、冠動脈化学療法塞栓術(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
またがんに放射線を当てて、がん細胞を破壊し、がんを消滅させたり小さくしたりする照射による治療も行っています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
■泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 12 | 8.58 | 7.44 | 0.00% | 77.42 | |
110080xx99030x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - | |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 | - | - | - | - | - | |
110070xx02020x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - | |
110080xx99000x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - |
泌尿器科では、膀胱がんに対する内視鏡的手術目的の入院が最も多いです。
経尿道的手術とは、開腹せずに尿道から手術用の内視鏡を挿入し、膀胱がんの切除を行うため、開腹手術より身体的負担は軽減されます。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
■救命救急科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 39 | 22.23 | 21.25 | 15.38% | 85.69 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 21 | 4.71 | 5.24 | 0.00% | 71.43 | |
130100xxxxx4xx | 播種性血管内凝固症候群 手術・処置等2 4あり | 19 | 24.53 | 29.86 | 21.05% | 75.89 | |
180010x0xxx0xx | 敗血症 1歳以上 手術・処置等2なし | 19 | 20.47 | 19.24 | 5.26% | 83.11 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病名なし | 17 | 14.65 | 12.43 | 5.88% | 83.24 |
救命救急科では、誤嚥性肺炎に対する治療目的の入院が最も多いです。
ついで、めまい症やメニエール病になどの前提機能障害による安静を保つための入院が多いです。
播種性血管内凝固症候群(DIC)に対しては、出血症状や臓器障害を改善させる目的で血液凝固阻止剤を使用した入院が多いです。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病名なし | 87 | 13.32 | 12.35 | 0.00% | 71.28 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 57 | 3.49 | 3.68 | 0.00% | 70.44 | |
040040xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 44 | 19.75 | 14.83 | 2.27% | 72.52 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし | 21 | 46.24 | 19.92 | 4.76% | 69.62 | |
040040xx9908xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 8あり | 20 | 14.15 | 12.01 | 0.00% | 70.95 |
呼吸器科では、肺がんの化学療法目的の入院が最も多いです。
ついで、肺がんの診断のための肺生検目的の入院、肺がんの経過観察入院となり、肺がんに関する入院の割合が高いです。
肺がんは現在、がんによる死因の男性1位、女性2位であり、早期発見が重要です。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx04x0xx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし | 39 | 12.05 | 9.02 | 0.00% | 70.64 | |
060360xx99x0xx | 慢性膵炎(膵嚢胞を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし | 13 | 2.31 | 9.12 | 0.00% | 64.38 | |
060300xx97100x | 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 12 | 21.17 | 14.28 | 0.00% | 58.75 | |
060010xx02x00x | 食道の悪性腫瘍 内視鏡的食道粘膜切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - | |
060130xx99000x | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | - | - | - | - | - |
消化器科では、胃がんに対する内視鏡的治療目的の入院が最も多いです。
上部消化管内視鏡を用いて悪性腫瘍を切除する、早期悪性腫瘍粘膜剥離術(ESD)を行っています。
また肝硬変の影響によって発生した食道静脈瘤に対する食道・胃静脈瘤硬化療法や内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術なども行っています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 65 | 26.69 | 17.95 | 9.23% | 83.77 | |
050050xx99130x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 3あり 定義副傷病名なし | 45 | 5.56 | 5.94 | 2.22% | 67.20 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病名なし | 16 | 18.75 | 13.02 | 6.25% | 72.25 | |
050130xx99020x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病名なし | 15 | 27.20 | 25.02 | 13.33% | 80.73 | |
050050xx02030x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病名なし | 13 | 9.00 | 10.29 | 0.00% | 74.92 |
循環器科では、心不全に対する治療目的の入院が最も多いです。
心不全は高齢の患者様が多く、薬物療法にて治療を実施しています。
また、心筋梗塞や狭心症の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープなどを用いた撮影を実施し、治療を行っています。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 53 | - | 17 | 23 | 11 | 13 | 1 | 7 |
大腸癌 | 37 | 10 | 26 | 10 | 47 | 18 | 1 | 7 |
乳癌 | 24 | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肺癌 | 80 | 37 | 62 | 122 | 32 | 28 | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | - | 38 | 1 | 7 |
集計対象期間(平成28年4月1日~平成29年3月31日)に複数回入院された患者様も入院回数分の件数を計上しています。
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に
退院後にする方針であったり、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を
当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院ではがんが出来るだけ早期のうちに内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療で患者様への身体的負担が少ない治療を
行っています。手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの
状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
この指標における「初発」とは、自施設において当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
また、「再発」とは、自施設・他施設を問わず初回治療完了後に、自施設にて患者を診察した場合や、治療がん寛解後に
退院後にする方針であったり、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
なお、不明に分類されている症例については、治療前の検査入院中に検査結果が出ていない、遠隔転移の有無の評価を
当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
当院ではがんが出来るだけ早期のうちに内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療で患者様への身体的負担が少ない治療を
行っています。手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの
状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
また積極的な治療だけでなく、緩和ケアによる患者様の苦痛を和らげる治療も行っています。
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患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 24 | 15.92 | 59.92 |
中等症 | 85 | 23.11 | 81.84 |
重症 | 11 | 18.27 | 87.64 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
集計対象及び重症度分類については以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$で始まる者に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる。
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
重症度分類
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
重症度が高くなるほど、平均年齢も高くなっています。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症で入院された患者様は、38℃以上の高熱が数日続くといった症状があるなど、患者様の容態によって入院となることがあります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
集計対象及び重症度分類については以下の通りです。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$で始まる者に限定する。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いて、軽症~超重症の4段階で表記する。各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類する。
A-DROPスコア
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO2 60 Torr以下)
Orientaition(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となる。
上記のA-DROPスコアの該当数により、以下の重症度に分類されます。
重症度分類
軽症 0点の場合
中等症 1~2点の場合
重症 3点の場合
超重症 4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも、超重症とする。
重症度が高くなるほど、平均年齢も高くなっています。
一番多いのは、重症度が1~2点の中等症が全体の7割近くを占めています。
軽症で入院された患者様は、38℃以上の高熱が数日続くといった症状があるなど、患者様の容態によって入院となることがあります。
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ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | 27 | 4.78 | 75.67 | 0% |
その他 | - | - | - | - | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 436 | 23.95 | 76.59 | 24.89% |
その他 | 34 | 18.44 | 74.59 | 1.91% | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | 10 | 9.40 | 79.10 | 0% |
その他 | 90 | 6.38 | 73.94 | 1.00% | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
国際疾病統計分類(ICD-10コード)に基づいて脳梗塞等の分類にあたる患者数を集計しています。
各傷病名別に、
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院の脳神経外科では、脳梗塞を発症し救急車で搬送された患者様の集中的な治療を行っています。
脳梗塞の最も効率的な治療は脳梗塞が起こってから時間があまりたっていない時(早期)に治療の対象となります。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4,5時間以内、
カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。
この限られた時間内に各科が連携をとり、治療に当たっています。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 27 | 1.22 | 1.26 | 0.00% | 66.15 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 15 | 14.27 | 17.53 | 0.00% | 72.73 | |
K682-3 | 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術 | - | - | - | - | - | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K533-2 | 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 | - | - | - | - | - |
内科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
内視鏡的消化管止血術とは食道、胃、十二指腸等からの出血に対し、内視鏡で胃などを観察した時にクリップなどで止血します。
胆石や腫瘍などにより胆汁の流れ道が閉塞すると深刻な病態へ移行する場合があるため、内視鏡的経鼻胆管ドレナージを行います。
内視鏡的胆道ステント留置術は胆管等が狭窄した場合に行われる手術です。
内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術は食道静脈瘤の対する手術で侵襲の少ない手術です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 67 | 8.46 | 8.94 | 1.49% | 64.94 | |
K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 38 | 1.61 | 6.21 | 0.00% | 68.05 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 23 | 0.00 | 6.61 | 0.00% | 70.09 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 21 | 0.48 | 1.00 | 0.00% | 69.29 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 18 | 5.28 | 14.67 | 5.56% | 71.50 |
外科では腹腔鏡下胆嚢摘出術が多く、胆のう結石症や胆のう炎に対して行われます。
ヘルニアは自然に戻ることがないため、根治のためには手術が必要となります。当院では、開腹手術と腹腔鏡下による手術があり、患者様の状態に合わせて手術法を決めています。
大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に対する腹腔鏡下に行われる手術です。開腹下に行われる手術より身体的負担が少なく入院期間も短くなることが多いです。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 92 | 1.79 | 31.87 | 15.22% | 79.90 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 41 | 2.05 | 34.76 | 24.39% | 82.32 | |
K0732 | 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 | 17 | 2.41 | 34.41 | 5.88% | 60.71 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 14 | 1.50 | 17.43 | 0.00% | 61.36 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 | 13 | 4.92 | 48.62 | 15.38% | 64.38 |
骨折観血的手術とは、大腿骨(ふとももの骨)や上腕(二の腕)などを骨折した場合に行う手術で、高齢の方が転倒したときに受傷されることが多いです。また、前腕、下腿、手舟状骨折(手首の骨)に対しても行われます。
股関節の骨折をした時に、股関節の大腿骨頭が壊れ、骨頭を保存しての治療が難しいとき、金属の骨頭を入れ替え、関節機能を取り戻す手術が人工骨頭挿入術です。リハビリを継続するため他の病院へ転院することがあります。
関節内骨折観血的手術は骨折した時に、関節の機能に障害を残しそうな骨折線がある場合に行われる手術です。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 59 | 0.85 | 13.75 | 8.47% | 78.22 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 36 | 5.50 | 12.06 | 8.33% | 75.67 | |
K1771 | 脳動脈瘤頚部クリッピング 1箇所 | 22 | 1.95 | 51.73 | 27.27% | 61.77 | |
K1742 | 水頭症手術 シャント手術 | 21 | 12.90 | 16.48 | 23.81% | 71.48 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 16 | 0.06 | 19.94 | 18.75% | 78.13 |
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は外傷などにより、硬膜下へ血が溜まってしまったときに、血を抜き硬膜下内を洗浄する手術であり、大半が入院初日に手術を施行します。
経皮的頸動脈ステント留置術とは、動脈硬化などで血管が狭くなり血流が悪くなった血管を拡げる手術であり、当院では高齢の方が多く、20日前後で退院されています。
脳動脈瘤は何かのきっかけで破裂することがあります。脳動脈瘤頚部クリッピング術は脳動脈瘤に対して行われる一般的な手術です。
水頭症手術とは、なんらかの原因で循環が悪くなった髄液の流れをよくする手術です。水頭症の症状には歩行障害や認知症のような症状がみられることがあり、リハビリを継続するために他の病院へ転院することがあります。
経皮的脳血栓回収術とは、t-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)適応外あるいは、効果のない患者様に対して脳血管から塞栓した血栓を除去する手術です。
■胸部・心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は肺葉を超えるもの | 38 | 3.53 | 19.74 | 0.00% | 68.53 | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除(腋窩部郭清を伴わないもの) | 16 | 1.06 | 7.63 | 0.00% | 57.88 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 | 14 | 3.57 | 16.00 | 0.00% | 74.71 | |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術 その他のもの | 14 | 2.93 | 21.14 | 0.00% | 68.29 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) | 13 | 3.92 | 12.54 | 0.00% | 45.85 |
胸部・心臓血管外科では、胸腔鏡下による肺がんの手術を多く行っています。肺は5つに分かれています。右肺は上葉・中葉・下葉、左肺は上葉・下葉に分かれており、切除範囲によって手術の手技が変わります。
次いで乳腺悪性腫瘍手術が多く、乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除(腋窩部郭清を伴わないもの)は乳房の温存が可能なものが対象となる手術法です。
胸腔鏡下肺切除術とは、自然気胸や肺の腫瘍に対して行われる手術で、特に気胸は背の高い痩せ型の10~20代男性に起こりやすい疾患の為、平均年齢は比較的若くなっています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合(その他のもの) | 62 | 0.00 | 5.15 | 0.00% | 76.34 | |
K2822 | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合 | - | - | - | - | - | |
白内障により水晶体が濁って視力が低下した場合、水晶体を砕き吸引して、眼内レンズを挿入します。
この手術を水晶体再建術といい、一度の入院で片眼だけでなく両眼を手術することもあるため、当院では片眼4日程度、両眼10日程度で退院となります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
この手術を水晶体再建術といい、一度の入院で片眼だけでなく両眼を手術することもあるため、当院では片眼4日程度、両眼10日程度で退院となります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内出血等)(選択的動脈化学塞栓術) | 24 | 1.92 | 9.54 | 0.00% | 78.17 | |
放射線科では、肝細胞がんに対する血管塞栓術が多いです。血栓塞栓術とはカテーテルを肝動脈等に留置し、がんへ栄養を運んでいる動脈を塞いでしまう手術です。
■泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 17 | 1.88 | 8.71 | 0.00% | 77.65 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの | 10 | 2.20 | 6.80 | 0.00% | 76.30 | |
K775 | 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 | - | - | - | - | - | |
膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術は、浸潤の低い膀胱がんに対して内視鏡を尿道から挿入し、がんを切除する手術です。
経尿道的前立腺手術は、尿道の閉塞原因となる肥大した前立腺を削るなど、前立腺肥大症や良性の前立腺腫瘍の治療に用いられる手術法です。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
経尿道的前立腺手術は、尿道の閉塞原因となる肥大した前立腺を削るなど、前立腺肥大症や良性の前立腺腫瘍の治療に用いられる手術法です。
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■救命救急科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K386 | 気管切開術 | 11 | 11.73 | 49.73 | 63.64% | 77.09 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | - | - | - | - | - | |
K6021 | 経皮的心肺補助法 初日 | - | - | - | - | - | |
気管切開術は気道を確保するための手術です。喉頭(のど)の狭窄・閉塞をきたし呼吸困難を生じる疾患(喉頭外傷、喉頭癌など)や、喀痰排出困難などの疾患(重症な肺炎、肺水腫など)、誤嚥などに適応となります。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
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■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 64 | 0.84 | 1.30 | 0.00% | 67.92 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 | 40 | 2.15 | 8.83 | 0.00% | 70.53 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 14 | 2.21 | 8.07 | 0.00% | 69.93 | |
消化器科では、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く、2泊3日での入院が大半を占めています。
早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)は、粘膜下層にとどまる早期の胃がんや早期の大腸がんに対して行われる手術です。
早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)は、粘膜下層にとどまる早期の胃がんや早期の大腸がんに対して行われる手術です。
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 27 | 004 | 16.63 | 3.70% | 71.70 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 17 | 1.76 | 11.71 | 5.88% | 71.47 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | - | - | - | - | - | |
循環器科では、経皮的冠動脈ステント留置術が行われています。ステントを使用し冠動脈の血管の開通性を保持し再閉塞や再狭窄のリスクを低減させるための治療法です。急性心筋梗塞・不安定狭心症・その他のもの(致死性不整脈など)に対して行われます。
ペースメーカー移植術は徐脈性不整脈や完全房室ブロックなどの疾患に対して行われます。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
ペースメーカー移植術は徐脈性不整脈や完全房室ブロックなどの疾患に対して行われます。
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 26 | 0.45% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 21 | 0.36% |
異なる | 13 | 0.22% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
DIC(播種性血管内凝固症候群<はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん>)とは
・・・小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
敗血症とは
・・・感染症をきっかけに病原菌が多量に血液の中に入り込むことで重篤な全身症状を引き起こす感染症です。
その他の真菌症とは
・・・真菌(カビなど)による感染症です。例として、白癬・カンジダ症などがあります。
手術・処置等の合併症とは
・・・手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などが発生してしまいます。
入院契機
同一:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合
異なる:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合
※数が - で表示されているものは10未満の場合です
・・・小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
敗血症とは
・・・感染症をきっかけに病原菌が多量に血液の中に入り込むことで重篤な全身症状を引き起こす感染症です。
その他の真菌症とは
・・・真菌(カビなど)による感染症です。例として、白癬・カンジダ症などがあります。
手術・処置等の合併症とは
・・・手術や処置などを行う際には合併症を起こさないように細心の注意を払い施行していますが、
一定の割合で手術創や腹腔内に感染が起こってしまう術後感染症、胃や大腸の内視鏡的治療後の消化管出血などが発生してしまいます。
入院契機
同一:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合
異なる:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症・続発症)の治療を最も行った場合
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更新履歴
平成27年度 南和歌山医療センター 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 370 | 85 | 97 | 108 | 228 | 450 | 987 | 1473 | 1324 | 353 |
平成27年度(平成27年4月1日から平成28年3月31日)に退院された患者様の数を年代別で集計しています。
年齢は、入院された時の年齢で集計しています。
当院では60歳以上の患者様が全体の75%以上を占めています。
0~9歳の患者様は、ほぼ食物アレルギーの検査のための日帰り入院です。
年齢は、入院された時の年齢で集計しています。
当院では60歳以上の患者様が全体の75%以上を占めています。
0~9歳の患者様は、ほぼ食物アレルギーの検査のための日帰り入院です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術・処置等2なし | 55 | 23.31 | 14.34 | 0.00 | 78.67 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術・処置等2なし 副傷病なし | 40 | 35.25 | 21.69 | 5.00 | 87.23 | |
150010xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 21 | 13.76 | 5.50 | 0.00 | 63.52 |
①肺炎のうち、ウイルス性肺炎や誤嚥性肺炎、間質性肺炎以外の細菌性・その他の肺炎が該当します。
②誤嚥性肺炎とは、唾液や食物などが食道に流れず、肺などの気管内に入ってしまい引き起こされる肺炎です。喉頭の筋肉や嚥下反射が衰えた高齢者や麻痺者に多いです。
③ウイルス性腸炎の原因となる代表的なウイルスとして、ロタウイルス(主に小児)、ノロウイルス、アデノウイルスなどがあります。
②誤嚥性肺炎とは、唾液や食物などが食道に流れず、肺などの気管内に入ってしまい引き起こされる肺炎です。喉頭の筋肉や嚥下反射が衰えた高齢者や麻痺者に多いです。
③ウイルス性腸炎の原因となる代表的なウイルスとして、ロタウイルス(主に小児)、ノロウイルス、アデノウイルスなどがあります。
■小児アレルギー科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080270xxxx0xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1なし | 216 | 1.00 | 2.63 | 0.00 | 3.28 | |
小児の患者様について、日帰りの検査(小児食物アレルギー負荷検査)入院を実施しています。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x50x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術・処置等2-5あり 副傷病なし | 55 | 3.67 | 4.53 | 81.82 | 68.82 | |
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2なし | 43 | 8.40 | 19.01 | 2.33 | 71.67 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) | 34 | 11.59 | 6.96 | 0.00 | 58.56 |
①結腸のがんの患者様に対する抗がん剤治療を実施しています。
②胃瘻造設や造設した胃瘻の交換目的での入院が該当します。
③胆嚢結石症の患者様に対し、低侵襲の(身体的負担が少ない)腹腔鏡下の手術を行っています。
②胃瘻造設や造設した胃瘻の交換目的での入院が該当します。
③胆嚢結石症の患者様に対し、低侵襲の(身体的負担が少ない)腹腔鏡下の手術を行っています。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 | 77 | 37.40 | 28.70 | 0.00 | 83.09 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 副傷病なし | 41 | 36.27 | 21.52 | 4.88 | 76.98 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 副傷病なし | 27 | 12.48 | 5.70 | 0.00 | 66.26 |
①大腿骨(ふともも部分)の骨折です。高齢の方が転倒するなどして骨折することが多いです。
②胸椎も腰椎も脊椎(いわゆる背骨)の一部ですが、それらの骨折です。骨粗鬆症や交通外傷等により起こります。
③橈骨遠位端骨折です。手のひらをついて転んだり、自転車やバイクに乗っていて転んだりしたときに、前腕の2本の骨のうちの1本(橈骨(とうこつ))が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。
②胸椎も腰椎も脊椎(いわゆる背骨)の一部ですが、それらの骨折です。骨粗鬆症や交通外傷等により起こります。
③橈骨遠位端骨折です。手のひらをついて転んだり、自転車やバイクに乗っていて転んだりしたときに、前腕の2本の骨のうちの1本(橈骨(とうこつ))が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x099030x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術・処置等1なし 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | 158 | 21.08 | 18.08 | 1.27 | 75.06 | |
010060x099000x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 78 | 19.19 | 15.80 | 6.41 | 75.06 | |
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術・処置等2なし 副傷病なし | 62 | 22.37 | 19.32 | 4.84 | 70.44 |
①脳梗塞を生じた後の脳保護のためにエダラボンという注射薬を使用しています。24時間以内に投与します。これにより神経症候(神経系の病変による症状)や日常生活動作障害、機能障害の改善が確認されます。
②手術を実施しない、薬物による療法です。
③外傷によるものではなく、脳内出血等をおこした患者様の治療です。
②手術を実施しない、薬物による療法です。
③外傷によるものではなく、脳内出血等をおこした患者様の治療です。
■心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050180xx97xx0x | 静脈・リンパ管疾患 副傷病なし | 60 | 3.07 | 3.46 | 0.00 | 65.15 | |
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術・処置等2なし | 58 | 27.40 | 13.03 | 1.72 | 71.36 | |
090010xx03x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術・処置等2なし | 26 | 18.81 | 6.79 | 0.00 | 65.92 |
①下肢静脈瘤がある患者様に対する下肢静脈瘤血管内焼灼術を実施した症例です。
②肺がんの患者様に対して主に胸腔鏡下の(身体的負担が少ない)肺悪性腫瘍手術を実施しています。
③乳がんの患者様に対して乳腺悪性腫瘍手術を実施しています。
②肺がんの患者様に対して主に胸腔鏡下の(身体的負担が少ない)肺悪性腫瘍手術を実施しています。
③乳がんの患者様に対して乳腺悪性腫瘍手術を実施しています。
■放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術・処置等2なし | 47 | 10.98 | 11.98 | 4.26 | 76.49 | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり | - | - | - | - | - |
①肝細胞がんの患者様に対して、肝動脈化学塞栓療法(TACE)や血管塞栓術を実施しています。
②骨に転移した腫瘍がある患者様に対して放射線療法を実施しています。
③肺がんの患者様に対して放射線療法を実施しています。(化学療法はおこなっていない症例です。)
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
②骨に転移した腫瘍がある患者様に対して放射線療法を実施しています。
③肺がんの患者様に対して放射線療法を実施しています。(化学療法はおこなっていない症例です。)
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
■泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 16 | 5.88 | 7.59 | 0.00 | 75.06 | |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 | - | - | - | - | - | |
110080xx97x1xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術・処置等2-1あり | - | - | - | - | - |
①膀胱がんの患者様に対して、経尿道的手術を実施します。内視鏡下で行うので、開腹手術より身体的負担は少ないです。
②前立腺は膀胱の下にあり、なかを尿道が通っています.。この前立腺が加齢とともに肥大化することにより、尿道や膀胱が圧迫され、さまざまな排尿障害がでてくる病気が前立腺肥大症です。症状が重く、薬物療法では十分な改善がみられなかった場合、内視鏡手術が必要となります。
③前立腺がんの患者様に対して、経尿道的手術を実施します。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
②前立腺は膀胱の下にあり、なかを尿道が通っています.。この前立腺が加齢とともに肥大化することにより、尿道や膀胱が圧迫され、さまざまな排尿障害がでてくる病気が前立腺肥大症です。症状が重く、薬物療法では十分な改善がみられなかった場合、内視鏡手術が必要となります。
③前立腺がんの患者様に対して、経尿道的手術を実施します。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
■救急科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術・処置等2なし 副傷病なし | 46 | 29.80 | 21.69 | 2.17 | 85.59 | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし | 29 | 2.90 | 3.58 | 13.79 | 51.72 | |
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術・処置等2なし | 21 | 17.24 | 14.34 | 0.00 | 84.00 |
①誤嚥性肺炎とは、唾液や食物などが食道に流れず、肺などの気管内に入ってしまい引き起こされる肺炎です。喉頭の筋肉や嚥下反射が衰えた高齢者や麻痺者に多いです。
②蜂刺されやマムシ咬傷から除草剤の中毒など様々です。
③肺炎のうち、ウイルス性肺炎や誤嚥性肺炎、間質性肺炎以外の細菌性・その他の肺炎が該当します。
②蜂刺されやマムシ咬傷から除草剤の中毒など様々です。
③肺炎のうち、ウイルス性肺炎や誤嚥性肺炎、間質性肺炎以外の細菌性・その他の肺炎が該当します。
■呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術・処置等2なし | 53 | 23.68 | 14.34 | 1.89 | 76.32 | |
040040xx99100x | 肺の悪性腫瘍 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 48 | 3.23 | 3.29 | 18.75 | 70.50 | |
040040xx9904xx | 肺の悪性腫瘍 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり | 44 | 21.23 | 13.38 | 84.09 | 67.95 |
①肺炎のうち、ウイルス性肺炎や誤嚥性肺炎、間質性肺炎以外の細菌性・その他の肺炎が該当します。
②肺がん疑いで検査入院を実施しています。
③肺がんの患者様に対して化学療法を実施しています。
②肺がん疑いで検査入院を実施しています。
③肺がんの患者様に対して化学療法を実施しています。
■消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx04x0xx | 胃の悪性腫瘍 手術・処置等2なし | 28 | 10.57 | 9.20 | 0.00 | 72.54 | |
060100xx03xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 副傷病なし | - | - | - | - | - | |
060360xx99x0xx | 慢性膵炎(膵嚢胞を含む。) 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - |
①胃がんの患者様に対して、早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(ESD)を実施しています。
②大腸のポリープや腺腫の患者様に対して、内視鏡的大腸ポリープ切除術を実施しています。
③慢性膵炎、またはその疑いでの入院です。精密検査を実施します。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
②大腸のポリープや腺腫の患者様に対して、内視鏡的大腸ポリープ切除術を実施しています。
③慢性膵炎、またはその疑いでの入院です。精密検査を実施します。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
■循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx99130x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | 61 | 5.30 | 5.95 | 26.23 | 71.74 | |
050130xx99000x | 心不全 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 46 | 28.91 | 18.30 | 0.00 | 84.52 | |
050030xx97030x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2-3あり 副傷病なし | 22 | 20.82 | 17.15 | 0.00 | 66.00 |
①狭心症等の患者様に対して、心臓カテーテルやラジオアイソトープを用いた撮影を実施し治療します。
②心不全の患者様に対して、薬物療法を実施します。
③急性心筋梗塞や再発性心筋梗塞の患者様に対し、経皮的冠動脈ステント留置術や心臓カテーテル、ラジオアイソトープを用いた撮影を実施し治療します。
②心不全の患者様に対して、薬物療法を実施します。
③急性心筋梗塞や再発性心筋梗塞の患者様に対し、経皮的冠動脈ステント留置術や心臓カテーテル、ラジオアイソトープを用いた撮影を実施し治療します。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 38 | 13 | 23 | 23 | 33 | 11 | 1 | 7 |
大腸癌 | 34 | 18 | 21 | 26 | 60 | 12 | 1 | 7 |
乳癌 | 26 | 12 | - | - | 10 | - | 1 | 7 |
肺癌 | 61 | 23 | 63 | 74 | 72 | 20 | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | 10 | 47 | 1 | 7 |
国際対がん連合(UICC)によって定められた病期分類別、および再発に分けて集計しています。
集計対象期間中(平成27年度)に複数回入院された患者様も1症例としてカウントしています。
この指標を作成するにあたって使用したデータの「がん患者/初発・再発」について、「初発」とは 自施設において、当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合で「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者様を診断した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または遠隔転移をきたした場合を指します。
当院ではがんができるだけ早期のうちに内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療で患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
なお、UICC病期分類が不明に分類されている症例については、治療前の検査入院の場合は入院中に検査結果が出ていなかったり、遠隔転移の有無の評価を退院後にする方針であったり、当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
集計対象期間中(平成27年度)に複数回入院された患者様も1症例としてカウントしています。
この指標を作成するにあたって使用したデータの「がん患者/初発・再発」について、「初発」とは 自施設において、当該腫瘍の診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合で「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者様を診断した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または遠隔転移をきたした場合を指します。
当院ではがんができるだけ早期のうちに内視鏡的治療や胸腔鏡下・腹腔鏡下治療で患者様への身体的負担が少ない治療を行っています。
手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などを組み合わせて早期がんや進行がん、再発・転移がんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
なお、UICC病期分類が不明に分類されている症例については、治療前の検査入院の場合は入院中に検査結果が出ていなかったり、遠隔転移の有無の評価を退院後にする方針であったり、当該入院中の情報だけでは病期分類ができないなどが理由として挙げられます。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 13 | 21.08 | 56.77 |
重症度 1 | 41 | 22.37 | 81.73 |
重症度 2 | 34 | 26.15 | 83.24 |
重症度 3 | - | - | - |
重症度 4 | - | - | - |
重症度 5 | - | - | - |
不明 | 32 | 28.44 | 78.47 |
成人の市中肺炎につき、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
定義は以下のとおりです。
入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎等(疾病コード040080)であるもの
※ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、インフルエンザ等は除く
重症度は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。
A-DROP
Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水):BUN 21mg/mL以上、または脱水あり
Respiration(呼吸):SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下)
Orientation(意識障害):意識障害あり
Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧 90mmHg以下
上記のA-DROPの該当数により以下の重症度に分類されます。
重症度分類
軽症:該当項目がない場合。外来での治療の適応となる。
中等症:1~2項目該当する場合。外来または入院治療の適応となる。
重症:3項目該当する場合。入院治療の適応となる。
超重症:4~5項目該当する、または、1項目以上該当かつショックが存在する場合。集中治療室での治療の適応となる。
一番多いのは中等度である重症度1で全体の32%を占めています。
重症度0で入院されていた患者様は、38℃以上の高熱が数日間続くといった症状があるなど、患者様の容態によって入院となることがあります。
重症度が高くなる程、平均在院日数が長くなり、平均年齢が高くなっています。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する急性炎症です。
定義は以下のとおりです。
入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎等(疾病コード040080)であるもの
※ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、インフルエンザ等は除く
重症度は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。
A-DROP
Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水):BUN 21mg/mL以上、または脱水あり
Respiration(呼吸):SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下)
Orientation(意識障害):意識障害あり
Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧 90mmHg以下
上記のA-DROPの該当数により以下の重症度に分類されます。
重症度分類
軽症:該当項目がない場合。外来での治療の適応となる。
中等症:1~2項目該当する場合。外来または入院治療の適応となる。
重症:3項目該当する場合。入院治療の適応となる。
超重症:4~5項目該当する、または、1項目以上該当かつショックが存在する場合。集中治療室での治療の適応となる。
一番多いのは中等度である重症度1で全体の32%を占めています。
重症度0で入院されていた患者様は、38℃以上の高熱が数日間続くといった症状があるなど、患者様の容態によって入院となることがあります。
重症度が高くなる程、平均在院日数が長くなり、平均年齢が高くなっています。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
脳梗塞のICD10別患者数等
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | 21 | 9.10 | 66.38 | 0.00 |
その他 | - | - | - | - | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 326 | 25.53 | 75.35 | 29.14 |
その他 | 32 | 16.19 | 75.06 | 37.50 | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | 17 | 9.35 | 72.82 | 5.88 |
その他 | 86 | 8.30 | 74.05 | 1.16 | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
国際疾病統計分類(ICD-10 コ-ド)に基づいて脳梗塞等の分類にあたる患者様を集計しています。
各傷病名別に、
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院の脳神経外科では、脳梗塞で救急車で搬送された患者様の集中的な治療を行っています。
脳梗塞の最も効率的な治療は脳梗塞が起こってから時間があまりたっていない時(早期)にしか行えません。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4,5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。この限られた時間内に各科が連携をとり、治療に当たっています。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
各傷病名別に、
平均在院日数:病院に入院していた日数の平均値
転院率:当院から他の病院に移動して継続入院(転院)した患者数の割合
を集計しています。
当院の脳神経外科では、脳梗塞で救急車で搬送された患者様の集中的な治療を行っています。
脳梗塞の最も効率的な治療は脳梗塞が起こってから時間があまりたっていない時(早期)にしか行えません。
特にt-PA治療(t-PAによる経静脈血栓溶解療法)は起こって4,5時間以内、カテーテル(細い管)を使用して詰まった血栓を除去する血管内治療は8時間以内の患者様が対象となります。この限られた時間内に各科が連携をとり、治療に当たっています。
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診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
■内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 25 | 2.72 | 1.08 | 0.00 | 66.16 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 17 | 2.82 | 12.41 | 11.76 | 73.24 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | 13 | 8.08 | 10.69 | 7.69 | 70.77 |
・手術術式の点数表コード(K コード)により集計を行っています。
・輸血関連(K920$)や軽微な手術は除外しています。
・複数の手術を行った場合は、主たる手術のみ集計しています。
・平均術前日数:入院日から手術日までの日数(手術日当日は含みません)
・平均術後日数:手術日から退院日までの日数(手術日当日は含みません)
・転院率は、退院先が「他の病院・診療所」である患者様の数を全退院数で割りだしています。
・輸血関連(K920$)や軽微な手術は除外しています。
・複数の手術を行った場合は、主たる手術のみ集計しています。
・平均術前日数:入院日から手術日までの日数(手術日当日は含みません)
・平均術後日数:手術日から退院日までの日数(手術日当日は含みません)
・転院率は、退院先が「他の病院・診療所」である患者様の数を全退院数で割りだしています。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆のう摘出術 | 55 | 8.36 | 8.35 | 0.00 | 63.60 | |
K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 43 | 1.77 | 6.19 | 0.00 | 70.05 | |
K7211 | 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 26 | 0.65 | 1.08 | 0.00 | 70.35 |
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 56 | 1.64 | 36.18 | 8.93 | 78.07 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 37 | 1.92 | 28.03 | 5.41 | 82.27 | |
K0732 | 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 | 24 | 3.42 | 23.35 | 0.00 | 63.46 |
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 50 | 0.64 | 10.70 | 4.00 | 80.12 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 39 | 5.79 | 9.92 | 12.82 | 73.36 | |
K178 | 脳血管内手術 | 27 | 0.59 | 18.85 | 14.81 | 68.07 |
■心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 60 | 1.00 | 1.07 | 0.00 | 65.15 | |
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 | 44 | 5.00 | 29.14 | 0.00 | 70.66 | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 28 | 1.11 | 16.29 | 0.00 | 66.82 |
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 43 | 1.26 | 5.07 | 0.00 | 76.91 | |
■放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸部、腹腔内血管) 選択的動脈化学塞栓術 | 47 | 1.36 | 8.62 | 0.00 | 76.49 | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸部、腹腔内血管) その他のもの | - | - | - | - | - | |
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
■泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 16 | 1.06 | 4.00 | 0.00 | 76.25 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術 電解質液利用のもの | - | - | - | - | - | |
K821 | 尿道狭窄内視鏡手術 | - | - | - | - | - |
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
■救急科
■救急科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K386 | 気管切開術 | 14 | 6.57 | 40.43 | 50.00 | 75.71 | |
■消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 47 | 0.64 | 1.38 | 0.00 | 67.68 | |
K6532 | 内視鏡的胃,十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 | 27 | 1.26 | 8.37 | 0.00 | 72.67 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍台帳粘膜下層剥離術 | 16 | 1.94 | 8.19 | 6.25 | 68.75 |
■循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 39 | 2.72 | 11.95 | 0.00 | 69.31 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの | 28 | 0.00 | 19.32 | 3.57 | 69.93 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | 13 | 6.69 | 14.92 | 0.00 | 78.31 |
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 24 | 0.44 |
異なる | 14 | 0.26 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌感染症、手術処置等の合併症の症例数と発症率について、集計しています。
*DIC(播種性血管内凝固症候群<はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん>)とは
・・・小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
*敗血症とは
・・・感染症をきっかけに、病原菌が多量に血液の中に入り込むことで起こる重篤な全身の感染症です。
*その他の真菌症とは
・・・真菌による感染症です。例として、白癬・カンジダ症などがあります。
*手術・処置等の合併症とは
・・・手術や処置などで一定割合で発生する、術後出血や創部感染症などが挙げられます。
入院契機
同 一:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合。
異なる:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症、続発症)の治療を最も行った場合。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
*DIC(播種性血管内凝固症候群<はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん>)とは
・・・小さな血栓が全身の血管のいたるところにでき、小さな血管を詰まらせる全身性の重篤な病気です。
*敗血症とは
・・・感染症をきっかけに、病原菌が多量に血液の中に入り込むことで起こる重篤な全身の感染症です。
*その他の真菌症とは
・・・真菌による感染症です。例として、白癬・カンジダ症などがあります。
*手術・処置等の合併症とは
・・・手術や処置などで一定割合で発生する、術後出血や創部感染症などが挙げられます。
入院契機
同 一:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院し、入院のきっかけとなった病気の治療を最も行った場合。
異なる:入院のきっかけとなった病気の診療目的で入院したが、入院のきっかけとなった病気とは別の病気(併存症、続発症)の治療を最も行った場合。
※数が表示されていないものは10未満の場合です。
更新履歴
TEL 0739-26-7050㈹
FAX:0739-24-2055
- 診療受付時間
- 午前8時30分~午前11時
- 休診日
- ・土曜日・日曜日、祝祭日
・年末年始(12/29〜1/3)
- 〒646-8558
- 和歌山県田辺市たきない町27-1
血栓が肺に詰まることで酸素が取り込めなくなり、胸痛や呼吸困難などをおこし死に至ることもあります。
予防方法には、弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫装置(フットポンプ)の使用、抗凝固療法があります。
大きな手術の後や、ベッド上で安静を長くしている場合などに発症しやすいとされていますので、リスクレベルに応じた予防対策を行うことが必要となります。
当院では、全入院時患者さんに対してリスクレベルを評価し、予防策が実施できるよう取り組んでいます。