外科

診療案内


南和歌山医療センター外科では、紀南全域において診療のご要望にお応えしています。日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本大腸肛門病学会の認定修練施設に選ばれており指導医・専門医を擁しています。食道・胃・小腸・大腸・肛門・肝臓・胆道・膵臓・脾臓などの消化器疾患に対する最新の治療法を提供しています。肝臓癌・胆道癌・膵臓癌などの高難度手術が可能であるだけでなく、消化器癌や胆石症などの良性疾患における腹腔鏡手術に対する指導者的資格である日本内視鏡外科学会技術認定医も擁しています。特に当院では技術的特性をいかしながら根治性・機能温存を求めつつ体にやさしい腹腔鏡手術を積極的に行っています。豊富な手術経験のもとに2017年4月から腹腔鏡手術の適応拡大が可能となりました。現在、和歌山県下において、胸腔鏡併用の食道癌手術・胃全摘術・肝切除術・直腸癌に対する永久的人工肛門を回避する自然肛門温存手術など質の高い高難度の腹腔鏡手術を行うことが可能な数少ない施設となっています。以前は遠方の施設に出向かないと受けることができなかった高難度の腹腔鏡手術も、現在では当院で施行することが可能になりました。皆様の腹腔鏡手術に対するご要望にお応えしたいと思います。さらに、高度進行癌の治療にあたっては、他診療科との連携により放射線治療や抗がん剤治療を併用して治療成績を向上させることも可能です。日本大腸肛門病学会の指導医・専門医も擁し、痔核・痔瘻など肛門疾患に対する治療も行っています。また、消化器疾患に対する内視鏡検査も可能であり、診断的内視鏡や術後のフォロー内視鏡検査だけではなく、胃瘻造設術などの治療内視鏡も行うことが可能です。当科では、基礎的エビデンスと豊富な臨床経験をもとに、紀南地域の皆様に最良の治療法を提供できるように努めています。個々の症例に対するベストな治療法についてご相談させていただきたいと思います。


最近の手術例数

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
全身麻酔
総手術件数
344 323 340 339 346 366 448 345 367 357
食道癌 1 4 0 1 2 3 3 2 5
胃癌 42 35 36 27 37 36 37 25 26 24
結腸癌 47 48 29 39 35 43 44 33 56 54
直腸・肛門癌 33 19 22 14 20 28 47 19 29 34
痔核痔瘻等 8 7 10 9 9 13 7 6 7 12
原発性肝癌 10 9 4 5 9 11 3 1 5 2
転移性肝癌 4 5 1 0 3 1 1 2 2 4
胆石症 58 59 60 73 73 66 62 74 75 63
膵癌 5 1 3 0 4 4 5 1 10 6
膵腫瘍 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0
胆道癌 4 3 2 4 3 2 6 6 3 3
ヘルニア 53 55 51 60 66 68 70 54 59 48
虫垂炎 38 17 29 30 34 27 40 20 24 34

 当科で行う手術は根治性・低侵襲性・機能温存を基本的方針としています。
腹腔鏡手術はおなかを大きくあける従来の方法に比べ、小さな傷で痛みが少なく、手術後の回復も早く、患者さんに優しい治療法と考えられています。
当科では豊富な手術経験のもとに2017年4月から腹腔鏡手術の適応拡大が可能となりました。紀南地域における内視鏡外科センターであると自負しています。2017年4月~2018年3月までの手術症例では、胆石・ヘルニア・虫垂炎・腹膜炎・腸閉塞・バイパス手術など良性疾患に対する腹腔鏡手術希望症例はほぼ全例に施行することができました。悪性疾患に対しては、ガイドラインに従い食道癌・結腸癌・直腸癌に100% 、胃癌に50%、肝臓癌に61%の症例に根治性を保ちながら腹腔鏡手術を行うことができました(食道癌は胸腔鏡手術併用) 

腹腔鏡下手術の様子

 

食道手術
胃手術

 

直腸手術
肝臓手術

 

胆嚢手術
虫垂炎手術
 

 

鼠径ヘルニア手術

 食道癌について

食道癌に対する当院での治療
食道という臓器は頸部、胸部、腹部に渡る臓器のため、食道癌の手術は必然的に頸部、胸部、腹部の3箇所を手術する必要があり、胃癌や大腸癌などに比べて、非常に高侵襲な手術となります。そのため患者さんを中心とした医師・看護師・栄養士・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語療法士などと連携をとったチーム医療を行います。特に食道癌手術を行う際には手術1週間前に入院していただき、十分なリハビリテーションを行い、合併症を減らす取り組みも行っております。
当院の手術の特徴
食道癌は非常に高度侵襲を伴う手術であるため、少しでも患者さんに負担の少ない手術を提供することを心がけています。
食道癌における低侵襲な手術とは術前補助療法で癌を縮小させ、内視鏡外科手術で小さな傷で切除(低侵襲性手術)することを指します。食道癌に対する低侵襲性手術では、胸腔鏡で食道癌を切除し、腹腔鏡で再建を行います。従来の開胸、開腹手術では開胸の際に肋骨を1本骨折させる必要があり、傷も大きいため、痛みが辛かったのですが、低侵襲性手術は、胸壁と腹壁の破壊が少なく、肋骨を骨折させる必要もないので痛みが少なく、術後の回復が早いのが特徴です。手術翌日からの歩行が可能となります。
この低侵襲性手術は現在和歌山県内で施行可能な施設は非常に限られており、昨年までは和歌山市まで行かなければこの手術を受けることはできませんでした。2017年4月より当院でもこの手術を導入することに成功し、和歌山市まで行かなくても、低侵襲性手術を変わらないクオリティーでお受けいただくことができます。
少しでも患者さんの体に優しく、癌をしっかり治す治療に協力していきますので、お困りの方はなんなりとご相談ください。

胃癌について

胃癌に対する当院での治療
胃癌の手術においては、根治性(病気を治す)、低侵襲性(体に負担が少ない)、機能温存(胃の機能・容量をなるべく残す)のバランスが重要です。治療方針は、原則として胃がん治療ガイドラインに従い決定されますが、患者さんの状態(年齢、併存症の有無、病気の進行度など)はそれぞれ異なります。患者さんひとりひとりに最も適した治療方針、手術術式を提供することを目指して、日々の診療にあたっています。また、消化器科・放射線診断科などの他科医師や看護師・栄養士・薬剤師・理学療法士などの他職種のスタッフと密に連携をとったチーム医療を行い、患者さんに最適な診療を提供できるよう心がけています。
当院の手術の特徴
当院では少しでも患者さんに負担の少ない手術を提供することを目指して腹腔鏡手術に積極的に取り組んできました。
2017年4月より内視鏡外科技術認定医の指導のもとさらに負担の少ない手術を提供するために、完全鏡視下胃切除術を導入しております。従来の方法では新しく食事の通り道を作ること(再建術と言います)を鳩尾の辺りに5−7cmの傷を入れて行っていましたが、完全鏡視下胃切除術ではこの再建術を腹腔鏡下に行います。そうすることにより鳩尾の小切開が不要になり、傷が一つ減らすことができ、患者さんに対する負担を軽減できるという方法です。胃の一部を切除する術式では最も大きい傷で2−3cm、胃を全部切除する術式では最も大きい傷で3−4cm程度であり、患者さんの負担や整容面においても従来の方法より優れています。紀南地区で完全鏡視下胃切除術、完全鏡視下胃全摘術を提供できる病院は当院を含め限られており、少しでも負担の少ない手術を希望される時はご相談ください。
従来の治療では治療困難(手術の適応とならない)とされていた患者さんに対しても、新規に開発された抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤と外科手術をうまく組み合わせることで、治療成績の向上を目指しています。実際治療困難とされていた患者さんが抗がん剤治療を頑張られ、手術によって根治切除(癌を完全に取り除くことができた手術のことです)に至った方もいらっしゃいます。
当院では諦めない治療も積極的に行っております。他院で治療困難と診断された方にもお力添えできる可能性があるため、ご相談ください。

大腸癌について

大腸癌の治療法には内視鏡治療・手術治療・化学療法・放射線療法・緩和医療があります。深達度・リンパ節転移・遠隔転移から病期(ステージ)を決定し治療を行います。

ステージ0(粘膜内癌で転移なし)とステージ1(癌が粘膜下層や固有筋層など大腸壁にとどまり転移なし)の粘膜下層軽度浸潤癌では内視鏡的摘除を行い、組織学的検索によって治療の根治性と外科的追加腸切除の必要性を判定します。追加腸切除を要する場合や、内視鏡的一括摘除不可能な症例や粘膜下層高度浸潤癌・固有筋層浸潤癌や、ステージ2(癌が大腸の壁の外まで浸潤するが転移なし)、ステージ3(リンパ節転移を認める)に対してはリンパ節郭清を伴う根治的腸管切除手術を行います。
ステージ4(肝転移や肺転移などの血行性転移や腹膜播種を認める)では、遠隔転移巣と原発巣がともに切除可能な場合には全病巣の切除を考慮します。その他の場合は状況により治療法を判断しますが、切除不能ステージ4症例に対しても、化学療法と放射線療法により切除可能になることを目指します。
当科で行う手術は根治性・低侵襲性・機能温存を基本的方針としています。

根治性とは病気を治すことであり「癌遺残なし」を目指します。高度な手術手技のクオリティーを保ちながら、進行範囲によっては拡大リンパ節郭清や他臓器合併切除を施行します。化学療法や放射線療法の併用による集学的治療により手術成績を向上させています。
低侵襲性とは体に負担が少ないことで腹腔鏡手術を推進しています。腹腔鏡手術の適応は,癌の部位や進行度などの腫瘍側要因および肥満,開腹歴などの患者側要因だけでなく,術者の経験,技量が重要となります。当科では腹腔鏡手術の指導的立場である技術認定医を擁し安全で確実な腹腔鏡手術が可能となっています。豊富な経験練度をもった術者により、技術的にはすべての腹腔鏡手術が可能となっています。
機能温存とは大腸の機能を術後できるだけ温存することです。一般的に肛門に極めて近い直腸癌では永久人工肛門を伴う直腸切断術が適応になります。これに対して、当科では内肛門括約筋の一部もしくは全部を切除し病巣切除を行うことで永久人工肛門を回避し自然肛門機能を温存することが可能な術式(内肛門括約筋切除術)も行っています。当院は和歌山県下において、この術式が施行できる数少ない施設の一つとなっています。また、進行直腸癌で周囲浸潤や肛門側浸潤が強い症例に対しても、術前化学放射線療法による集学的治療を併用し、内肛門括約筋切除術により自然肛門を温存する腹腔鏡手術を行い、根治性・機能温存性・低侵襲性を心がけた外科治療を提供することが可能となっています。
また、以前に施行された手術により現在人工肛門状態となっている患者さんでも、直腸切断術でなければ、自然肛門にもどす再手術も可能となっています。

大腸癌に対する高度で質の高い治療を提供できると自負しています。大腸癌に対する治療のご要望に応えたいと思います。

肝臓癌・胆道癌・膵臓癌について

肝切除について:
肝切除術の対象となるのは、肝細胞癌、胆管細胞癌(=肝内胆管癌)、転移性肝癌、肝門部胆管癌、肝内結石症などです。
当院は「肝疾患拠点病院」であり、内科と協力して紀南地区の肝疾患の診断・治療を行っております。その結果、肝切除症例は年間約15件経験しております。
「紀南地区に負担の少ない安全な手術を提供したい」という願いのもと、2017年4月より腹腔鏡下肝切除術を導入しました。
肝臓は横隔膜に固定された臓器であり、安全に手術を行うためには、横隔膜との癒着を剥離して肝臓をお腹の浅い位置へ移動させる必要があります。従来はそのために右のあばら骨の下(季肋下)を大きく横切開していましたが、腹腔鏡を利用することによって横切開がなくても肝臓手術が行えるようになりました。
腹腔鏡下肝切除術は腹腔鏡と手術器具を出し入れするためのいくつかの小さな穴の傷(5-15mm)だけで手術をする方法です。一般的に、肝臓の腹側にできた小さくて単発(1個のみ)の腫瘍(肝細胞癌、転移性肝癌など)を対象とした部分切除か、肝臓の左端の一区画(外側区域)の切除がこの方法で行われています。当院では、肝臓の背側に位置する腫瘍や3cmを超える大きな腫瘍に対しても腹腔鏡下肝切除を行っております。様々な種類の腹腔鏡下手術の経験と、高いレベルの開腹肝切除技術とを融合することによって、開腹手術と遜色のない安全性と確実性を確保しています。
膵切除について:
胆道の悪性疾患である胆管癌、胆嚢癌、十二指腸乳頭部癌や、膵臓の悪性疾患である膵臓癌に対しては、切除可能な場合は手術を行います。これら癌に対する根治手術では周囲の組織を含めて大きく切除するため、患者様の身体への負担が大きくなります。しかし、その割には進行癌ではいまだに成績が芳しくありません。当院は消化器内視鏡学会認定施設で、内視鏡学会専門医により手術療法が患者様の負担になるかどうかなど詳細な診断を行うことができます。取りきれると判断した場合には、手術療法を行いますが、取りきることができないと判断した場合は、放射線や薬剤による治療を組み合わせて生活の質を確保することを心がけています。

胆石症について

胆石症とは、胆嚢や胆管に石ができて、時に痛みなど様々な症状を引き起こす病気の総称であり、結石の存在する部位により、胆嚢結石、総胆管結石、肝内胆管結石と呼ばれ、一般的には胆嚢の中に結石が出来る胆嚢結石を胆石と呼んでいます。
無症状のことも多いですが、一般的には、心窩部(みぞおち)やや右側を中心とした疝痛発作(激しい痛み)が典型的で、これに右肩や背中の痛みを伴う場合もあります。また、鈍痛、圧迫感などの痛みとして現れることもあります。発作は、脂肪の多い食事を摂った後や、食べ過ぎた後の夜半に起きやすいという特徴があります。疝痛発作以外にも、吐き気や嘔吐などもしばしば伴います。炎症が加わると発熱もみられ、胆管に詰まると黄疸や肝障害も併発します。
治療としては、症状のある胆石症の場合は手術をお勧めします。胆嚢以外に総胆管にも結石がある場合は、手術の前に内視鏡治療で結石を除去します。
当院ではほぼ全例、腹腔鏡下に胆嚢摘出術を行っています。基本的に臍とみぞおちに12㎜、肋骨に沿って5㎜が2か所の計4か所の小さな創で手術を行います。体の負担が少ないため、早期に社会復帰をすることができます。

鼠径ヘルニアについて

お腹の中にある臓器(小腸、大腸、大網という膜、卵巣、卵管)が飛び出してきて,鼠径部が腫れてくる病気を鼠径ヘルニア(脱腸)といいます。成人のヘルニアの多くは、加齢に伴って鼠径部の筋膜が弱くなることが原因です。
症状としては、立った時や重いものを持ったときなどに、鼠径部がふくらみ、痛みや違和感を伴う場合があります。飛び出したまま戻らなくなり、痛みを伴う場合は“嵌頓(かんとん)”と呼ばれ、急いで治療が必要です。
成人の鼠径ヘルニアは、基本的に手術以外に治療法はありません。嵌頓する前に手術を行うことをお勧めします。
当院では最新の治療である腹腔鏡下ヘルニア修復術を積極的に取り入れています。臍部に12㎜と下腹部の両側にそれぞれ5㎜の計3か所の小さな創のみで手術を行います。ヘルニア門をお腹の中から観察するため、様々な鼠径部のヘルニアも容易に確実に診断ができ、また両側のヘルニアも片側と同じ創で同時に修復することができます。さらに術後の疼痛や違和感が少なく、早期の社会復帰が可能です。

虫垂炎について

虫垂とは、通常右下腹部に存在する、大腸の始まりの部分から突出し盲端となる腸管の一部です。急性虫垂炎“いわゆる盲腸”は、虫垂の内部で細菌が増殖し、炎症が生じた病態をさします。炎症の原因は様々です。虫垂炎は小児から高齢者まで幅広い年齢層に発症します。症状としては腹痛や発熱、嘔吐、下痢などの症状がみられます。診断には血液検査や画像検査を用いて、虫垂周囲の炎症の有無を確認します。
炎症の程度によって軽症のカタル性、中等症の蜂窩織炎性、重症の壊疽性に分類されます。軽症のカタル性や蜂窩織炎性の一部は抗生物質の治療が可能です。炎症所見の強い蜂窩織炎性虫垂炎や重症の壊疽性虫垂炎は、穿孔による腹膜炎を引き起こす可能性やすでに穿孔している可能性があり手術適応となります。炎症が軽度で保存的加療後も再燃を繰り返す場合も手術適応になります。
患者さんのご希望によりますが、小さな傷だけで手術を行う腹腔鏡下虫垂切除術を施行することが可能です。炎症の程度や患者さんの体型に左右されず小さな傷で手術が可能である・虫垂炎以外の異常を確認することができる・腹腔鏡観察により虫垂周囲の視野がよいため他臓器損傷の危険を回避できる・炎症があっても十分な洗浄が可能である・創部感染が少ない、などのメリットがあります。腹腔鏡手術の傷は、臍にカメラを挿れるための12mmの傷と、お腹の右下と正中下寄りに鉗子(先端にハサミや鈎のついたお腹の中を操作するための器具)を挿れるそれぞれ5mmの傷で、計3つの小さい傷で済みます。手術後は4-7日で退院となることが多いです。

痔疾患について

ALTA療法(アルタ療法、内痔核硬化療法):
肛門は腸の最終部であるわずか数センチの部分ですが、ここに様々な病気が起こります。なかでも痔核(いぼ痔)の頻度が最も高く、人口の約半数が罹患するともいわれています。他に裂肛(きれ痔)、痔瘻(穴痔)、ポリープ、癌などがあります。
痔核は、肛門の血液が肛門にとどまることが原因のひとつと考えられています。また、硬く太い便をいきんで排泄するときに、肛門を支える筋繊維が過進展・断裂をおこして肛門の粘膜が滑脱することも原因と考えられています。
痔核の主な症状は、出血、腫れ、脱出、痛みです。
痔核の治療も進歩しています。ALTA療法(アルタ療法、内痔核硬化療法)はメスを使わない、「切らずに治す痔の治療法」です。これは、痔に直接、注射を打って血管に炎症を起こして治す方法で、「まったく痛くない」痔の治療法です。
ALTA療法は夢のような治療法なのですが、直腸潰瘍などの合併症の恐れもありますので、施術には専門の資格が必要とされています。当院はこの日本大腸肛門病学会認定施設です。紀南地区には痔核硬化療法のできる認定施設は当院を含めわずかしかありません。
ALTA療法を受けられた患者さんの多くは、「痛くなかった、やってよかった、思ったより楽だった、こんなことなら早く治療すればよかった」とお喜びの言葉を口にされます。
治療を受けてから初めてトイレに行ったときに、それまでとの違いにみなさん驚かれるようです。ご希望の方は当院で一度相談していただけましたら幸いです。

tabcontent_detail

スタッフ紹介

統括診療部長 横山 省三 (よこやま しょうぞう)

出身大学
  • 自治医科大学卒
専門領域
  • 消化器外科
  • 大腸肛門病外科
  • 内視鏡外科
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • Certificate of da Vinci console surgeon
評議員
  • 近畿外科学会


外科医長 渡邉 高士    (わたなべ たかし)

出身大学
  • 和歌山県立医科大学卒
専門領域
  • 小児外科
  • 消化器外科
所属学会
  • 日本外科学会
  • 日本小児外科学会
  • 日本消化器外科学会


がん制御治療研究室長 松村 修一    (まつむら しゅういち)

出身大学
  • 和歌山県立医科大学卒
専門領域
  • 消化器外科
所属学会
  • 日本外科学会
  • 癌治療認定医
  • 日本消化器外科専門医
  • 日本消化器がん外科治療認定医
  • 日本緩和医療学会協力コミュニケーション技術研修会修了
評議員
  • 近畿外科学会


外科医師 永野 翔太郎   (ながの しょうたろう)

出身大学
  • 和歌山県立医科大学卒
専門領域
  • 消化器外科


外科医師 堀 雄哉   (ほり ゆうや)

出身大学
  • 広島大学医学部卒
専門領域
  • 消化器外科


TEL 0739-26-7050㈹
FAX:0739-24-2055
診療受付時間
午前8時30分~午前11時
休診日
・土曜日・日曜日、祝祭日
・年末年始(12/29〜1/3)
〒646-8558
和歌山県田辺市たきない町27-1
外来のご案内外来のご案内 入院のご案内入院のご案内 診療科のご案内診療科のご案内 交通アクセス交通アクセス

病院のご案内

外来のご案内

入院のご案内

新着情報

医療関係者の方へ

診療科のご案内