【南和歌山総合診療プログラム】（総合診療専門医）

プログラムの特色

当院は県中心部の和歌山市から1時間（大阪から2時間）の距離の田辺保健医療圏（人口13万人）にある300床の中核病院です。当院の総合診療科は「病院内の診療所」を目標に診療しています。初診患者さんを診療し、入院させ、外来フォローを行う、あるいは往診し、患者さん寄り添う医療を提供するように心がけています。
当院では総合診療Ⅱ、内科、救急科の研修を行うことができます。車で30分のすさみ病院（19床、総合診療Ⅰ）、車で10分の紀南病院（小児科）と合わせて地域内で研修を完結させることができます。
別の選択肢として当院と橋本医療圏で研修することもできます。橋本市民病院で小児科・総合内科のトレーニングを積み、高野山総合診療所での研修を選択できます。

特徴

研修の概要

当病院では総合診療Ⅱ、内科、救急科の研修を行うことができます。総合診療科（総合診療Ⅱ）は開設して間もないため救命救急科と協働して外来診療を担当しています。中規模の病院ですが入院患者が自宅退院する際には往診することも可能で、自宅での看取りも経験できる体制を有しています。内科は循環器科・呼吸器科以外の内科全般に対応しており幅広い内科疾患を同時に受け持つことができます。
定期的な外来は当院だけでなくすさみ病院（19床、総合診療Ⅰ）で持つことも可能で複数年にわたり継続的に患者さんを診る事ができます。

別の選択肢

別の選択肢として橋本医療圏で研修可能です。橋本市民病院総合内科で内科トレーニングを積み、高野山総合診療所での研修を選択できます。

総合診療Ⅰ

総合診療Ⅰとして研修するすさみ病院・高野山総合診療所ともに地域に密着した医療機関であり予防接種・学校医・健康教室の実施、往診など地域を包括的に診ることのできる施設になります。両施設ともに指導医が常勤しており、専攻医が困った際に相談する環境があります。

小児科

小児科は研修地域に合わせて紀南病院と橋本市民病院のいずれかで研修します。何れも複数の小児科専門医が在籍しそれぞれの医療圏の唯一の入院施設のある小児科として重責を担っており小児科専門医の研修施設です。

救急科

救急科の研修は当院の救命救急センターあるいは和歌山医大附属病院高度救命救急センターで行います。1次救急から3次救急まで診療しますが、和歌山医大附属病院は集中治療専門医施設でもあり、研修を行う事で治療の限界に挑む事ができます。和歌山医大附属病院で初期臨床研修を修了した医師はそのまま和歌山医大附属病院で救急研修を行った後に当地に赴任することが可能です。

ローテーションのスケジュールと期間

統括責任者より専門医取得を目指す皆さんへ

残念ながら私は総合診療専門医でも家庭医療専門医でもありません。しかしながら出身大学の義務で医療に恵まれない地域に比較的長い期間勤務しました。そこで総合診療やプライマリ・ケアと同等の研修を行うことができました。その後の卒後10年目以降は細々と総合診療に携わってきました。2020年4月当院の総合診療科を立ち上げることができ、和歌山県内で総合診療を実践していく場を提供できることになりました。新しい診療科ではありますがこれから作り上げるとも言えます。 　
当院の総合診療科は子供から高齢者まで・病気も怪我も診る・軽症から重症まで診る医師、患者背景まで考慮した医療を提供できる医師を育てることを目標とします。 　
まずは話を聞いてみませんか。ご連絡お待ちしています。

プロフィール

研修開始時期

2022年4月～

募集要項

期間：2021年12月28日
人数：2名

お申込み・お問い合わせ

照会窓口：事務部　管理課(東)

TEL：0739-26-7050

E-mail：higashi.miwa.tr@mail.hosp.go.jp

募集要項

パンフレット

履歴書（記載用）

履歴書（記載用）