内科からの一言
基本理念
医師として必要な基本的な知識、マナーの習得を目標としており、より良い患者との人間 関係の構築と共に、チーム医療での役割、協調について学習し広い視野を持ち総合的な判 断力を持った医師を目指す。
研修内容
1)総合診療
初診医として必要な検査を施行、緊急度などを判定した後、適切な科に紹介し、可能なら外来から退院までの流れについて学べる。
2)糖尿病、甲状腺疾患を中心とした代謝、内分泌疾患
負荷試験などの専門的な診断と治療の基本的な考え方を学ぶ。また糖尿病教室に参加し栄養、運動療法等の患者に対する生活指導についても学ぶ。また外来に参加することで長期的なフォローについても学べる。
3)血液疾患
骨髄穿刺、骨髄生検、腰椎穿刺等の手技、骨髄標本の評価の習得に加え、外来での検査所見からの具体的な鑑別、診断を行い治療方針の決定に参加する。また、抗がん剤の投与法、副作用などについても習得する。
4)消化器疾患
胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコーなどの画像診断に加え、消化器疾患の基本的治療について学ぶ。
その他、神経、腎臓、膠原病、感染症などの多くの疾患を扱っており、希望時には指導医と共に当直や外来当番等に参加することで外来でのプライマリケアに必要な基本的な検査、手技が経験、習得できる。
教育研修
研修医症例検討会、各科が主催する勉強会、病院主催の発表会が月1回開催され、またCPC(月1回)にも参加する。 更に、放射線科主催の研修医読影会、希望より病理診断の講習も受けられる。